1999年に発売された YZF-R6 は、2003年にフルモデルチェンジが行われる。

EURO2 対応のためキャブレターから FI に変更され、エンジンも大幅に手が入れられた。

YZF-R6 2003 5SL1

2006年のモデルチェンジまでのモデルコード一覧を。

3年間で 5SL をほぼ全て使い切った。どうせなら、最後の 5SLY まで使って欲しかったな。

同じ年に2つモデルが出ているのを見ると、まずは2003年北米とオーストラリア向けの 5SL7～5SLA がある。これは黒の車体に炎が描かれているカラーで、価格も100ドル高かった。

YZF-R6 2003 5SL7

同様に2004年 5SLH～5SLL は、銀の車体に炎のカラー。

YZF-R6 2004 5SLH

2005年には倒立フロントフォークになったりと、変更が加わった。その2005年にヨーロッパとオーストラリアで YZF-R46 が発売された。このモデルは以前にここに書いたので省略して。
2つモデルが出たわけではないが、日本でもレース専用モデルとして発売された。やはり公道モデルとなると、型式認定やプロモーション、パーツのストックなど色々大変なんでしょう。

YZF-R6 2005 5SLU

このモデルというか車体は北米で2009年まで発売されていた。2006年のモデルチェンジ後と併売だったため、YZF-R6S という名前で発売されていた。
明日は、その YZF-R6S の年式を。

今日は先月モデルチェンジした YZF-R6 の年式について。

実はもっと早く書こうと思っていたのだけど、長くなりそうなので手が進まなかったのと、どうやって分けようか考えていたので、遅くなってしまった。

YZF-R6 1999 5EB1

まずは、2003年のモデルチェンジまでのモデルコード一覧を。

2001年の 5MT になったタイミングで、マイナーチェンジも行われている。
その2001年の 5MT では、北米で Champions Limited Edition が発売された。同年の北米向け青と比較してみる。

YZF-R6 2001 5MT5

YZF-R6 2001 5MT8 Champions Limited Edition

パーツを確認してみると、カラーリングの違いだけと言って良いぐらいの変更だった。
明日は2003年モデルからの予定。