XVS650の年式の前に

重い腰をあげて XVS650 の年式についてを書こうかと思うが、数が多いためまずは分類などをしておく必要がある。なので、今日は XVS650 の概要についてを。

XVS650 1997 4VR1 [Dragstar]
XVS650 4VR1

XVS650 は1997年から2018年と22年間に渡って発売されたモデルで、ヨーロッパ、南アフリカ、オセアニア、北米、マレーシア、ブラジルで販売されていた。オーストラリアではまだラインナップに残っているが、生産終了となっているため在庫のみの状況である。この XVS650 は、北米では V-STAR という販売名で、オーストラリアでは当初 Dragstar という販売名であったが1999年から V-STAR という販売名で、それ以外の地域では Dragstar の販売名が付けられていた。


困ったことに、22年間という長い間発売されていたにも関わらず、大きなモデルチェンジを行っていない。逆の言い方をすれば、それだけ完成されていた。モデル数が多いためいくつかにページを分けたいのだけど、大きなモデルチェンジがなかったため、どこで区切るかという悩ましいところ。
まずは、写真で発売初期の1998年モデルと、最終の2018年モデルを比較してみる。発売初年の1997年ではなく1998年なのは、北米では1997年モデルが発売されていなかったためである。

XVS65 1998 5FB6 [V-STAR Custom]
XVS65 5FB6
XVS65 2018 5B7R [V-STAR Custom]
XVS65 5B7R

この XVS650 は、北米では Custom, Classic, Silverado の3つの名前が付けられて発売されており、Custom に当たるモデルはヨーロッパで単に Dragstar として発売されていた。モデル名とバリエーションの関係について、簡単に表にしてみる。

model area name code
(base model) Europe XVS650 4VR
Custom North America XVS65 5FB, 3B6, 5S1
Classic Europe XVS650A 5BN, 5SC, 4C5
North America XVS65A 5BN, 5SC, 4C5, 1BF
Silverado North America XVS65AT 5SC, 4C5, 1BG

北米向けの Classic, Custom, Silverado の各モデルを写真で比較してみる。

XVS65 2007 5FBY [V-STAR Custom]
XVS65 5FBY
XVS65A 2007 5C59 [V-STAR Classic]
XVS65A 5C59
XVS65AT 2007 5C5D [V-STAR Silverado]
XVS65AT 5C5D

簡単に書くと、北米向けのベースモデルが Custom で、フロントタイヤのワイド化、ディープフェンダーやステップボード、メッキパーツを装備したのが Classic となる。この Classic にさらにサイドケースやウィンドスクリーンを装備したのが Silverado である。ただし、Silverado の装備については販売オプションの扱いであり、パーツカタログ上では Classic でも Silverado でも同じ装備となっている。

XVS650 とは密接な関係があるモデルに XVS400 [Dragstar] があり、2つのモデルはフレームや外装が共通である。XVS650 が継続発売されていたため、なんとか日本で XVS400 が発売が継続されていたが、XVS650 が発売終了になって XVS400 も同じ道を辿ることになった。日本で長く XVS400 が発売されていたのは、XVS650 のおかげなのである。

次回からどうやって分けようかというところで、まずは北米でいうところの Custom, Classic, Silverado の3つに分けようかと。そのなかでも、北米以外の XVS650 年式から初める予定。書いている途中で方向転換するかもしれないけど。

LXC125 RAYの年式

インドで LCG125 [RAY ZR] と LCX125 [Fascino] が発売されたことを書いた。書いていて、台湾で発売されていた LXC125 [RAY] というモデルがあったなと思い出す。最近のモデルだし、既に発売終了となっているし、モデルコード数も2つなので、調べるのも難しくない。なので、今日は LXC125 [RAY] の年式について。

LXC125 2014 2EB1 [RAY]
LXC125 2EB1

LXC125 [RAY] は2014年8月に発表され、微妙なタイミングであったが2014年モデルとなった。2016年にカラーチェンジを行って2018年まで発売していたが、2019年に LSR125 [RS NEO] と入れ替わる形で発売終了となる。


車輛型式は SE721 で、モデルコードは 2EB が使われている。2モデルなので表にするまでも無いが、恒例なのでモデルコード一覧を。

code name year country remarks
2EB1 LXC125 2014 台湾 RAY
2EB3 LXC125 2016 台湾 RAY

フレームの構造やエンジンは XC125 [Cygnus X] からの流用で、そのことから Cygnus X とは兄弟モデルとも言える。
カラーはそれぞれのモデルコードで5色出ていた。そのカラー一覧を。

code year photo
2EB1 2014 WHITE METALLIC 1
LXC125 2EB1 A


BLACK METALLIC X
LXC125 2EB1 B


VIVID BLUE METALLIC 1
LXC125 2EB1 C


VIVID RED SOLID 5
LXC125 2EB1 D


DARK GRAYISH MAGENTA METALLIC 1
LXC125 2EB1 E
2EB3 2016 VIVID BLUE METALLIC 1
LXC125 2EB3 A


DARK GRAYISH MAGENTA METALLIC 1
LXC125 2EB3 B


WHITE METALLIC 1
LXC125 2EB3 C


MAT BLACK 2
LXC125 2EB3 D


MAT BLACK 2
LXC125 2EB3 E

2EB3 をアトラスが輸入していたようで、日本にも入ってきているようであるが、個人的には未だ見たことがない。知名度の無さに加え、Cygnus X の存在もあるため、日本で売るには差別化が難しかったのかもしれない。

次回は久しぶりに数が多いモデルを扱おうかと計画中。途中で挫折するかもしれないけど。