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ホンダ製JOGの発売日だが

今日はホンダ製の JOG の発売日、ということで近くのヤマハを扱っている店に行ってきたのだけど。

XCH50 2018 B4K1 [Vino]
XCH50 B4K1

結論から言うと、お店4軒周ったけど、3軒が定休日で1軒が置いていなかったということになった。意外と水曜定休日の店が多いみたいで。仕方なく次の土曜日に出直すことに。


と言うことで書くことがなくなったので、パーツカタログの話でも。
どうやらヤマハからパーツカタログが発売される。さらに web 版やアプリ版でのパーツカタログも公開されそうである。
そのパーツカタログをざっと眺めてみたのだけど、違和感がかなりある。その理由は、イラストがヤマハの描き方ではなく、ホンダの描き方だから。

ヤマハはイラストをなるべく同じ角度の視点から描くようにしているが、ホンダは部品がわかるようにだと思うが、視点が変わることが多い。ヤマハのパーツカタログで、ジェネレータをこの角度から描いているのは今までなかった。

CEH50 B3K1 JOG Parts Catalogue

他にもイラストのタッチとか部品の配置場所とか、色々と違和感を感じるところがある。気になるクランクケースカバーを見てみた。

CEH50 B3K1 JOG Parts Catalogue

やっぱり何事もなかったように HONDA のロゴが消されている。さすがに残っているのはまずかったのかもしれない。
あまりホンダのパーツカタログを眺めたことがなかったので、50cc に6本もヒューズが使われていたり、オーバーホール用のガスケットセットが用意されていたりして、驚いたことがいくつもあった。

と言うことで、パーツカタログは出るのだけど、イラストはヤマハが描かずにホンダのものを流用する、ということがわかった。製品の写真はヤマハで撮影していたが、イラストの部品を描き直すのは手間がかかるし、ルールが多少違っても流用する方が早いからなのでしょう。

部品によってだけど、ヤマハからでもホンダからでも部品が入手できるのは、地方の人にとってとてもありがたいことだと思う。パーツカタログの件も、部品の入手の件も、ホンダユーザーにとってメリットになるし、想像よりも悪いことだけじゃないと思ってきた。

ホンダ製JOGとVINOのモデルコード

今日は、明日発売のホンダ製 JOG と VINO のモデルコードなんかについて。

CEH50 2018 B3K1 [JOG]
CEH50 B3K1

とうとう、ホンダ製の JOG と VINO が明日発売になる。歴史的な日でもあり、ヤマハ発動機ファンからすると少し悲しいような複雑な心境の日でもある。


発売日前日なので、もう書いても良いでしょうということで、モデルコードとモデル名についてを。

まずは、JOG について。モデル名は CEH50 で、デラックス版が CEH50D となる。これまで JOG で使っていたモデル名の CE50 に、ホンダ製ということで H が付いた形となった。
モデルコードは B3K が割り振られて B3K1 に、デラックス版が B3K2 になっている。表にするまでもないが、いつものことなので表にすると。

code name year frame remarks
B3K1 CEH50 2018 AY01
B3K2 CEH50D 2018 AY01 Deluxe

続けて VINO について。モデル名は CEH50 と同じように XCH50 となり、デラックス版もやはり XCH50D となる。モデルコードは B4K が割り振られて B4K1 に、デラックス版は B4K2 となっている。表にすると。

code name year frame remarks
B4K1 XCH50 2018 AY02
B4K2 XCH50D 2018 AY02 Deluxe

まず、モデル名についてはもっと奇抜な名前かとも想像していたのだけど、H が入っただけのものとなった。この感じだと、今後発売される GEAR は BXH50 になりそうである。
そしてモデルコードも自動二輪車に割り振られている B から始まるものとなった。ホンダ製なので、H から始まる特殊なものになるのではと予想していたが、完全に外れた形になった。

エンジンオイルはどうするのか、ちょっと疑問であった。ホンダ製のエンジンにヤマルーブはどうなのかなと思っていたが、ヤマルーブにホンダ製エンジン向けの Red ver. というのが発売になっている。

ヤマルーブ Red ver. For Scooter
YAMALUBE Red ver. For Scooter

Red はホンダのコーポレートカラーからきているのだろうか。もう、ホンルーブと呼びたくなるような感じである。For Scooter が気になる表現だけど、考えると妄想してしまうので忘れることにして。他にも、専用のステアリングヘッドベアリング向けグリースを発売したり、整備工場も大変そうである。

あと気になることは、パーツカタログである。ホンダはパーツカタログを web などで一般に公開していない。しかし、ホンダ製の JOG や VINO のパーツカタログをヤマハが公開すると、エンジンや車体などの情報を TACT などのホンダユーザーも参照できてしまう。ホンダがこれを良しと思うかどうかである。そして、もし公開されたとしたら、どんな形式となっているのか。これは早ければ明日にはわかるので、公開されるかどうか注目していきたいところである。