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中国でAVENUE 125発売

今日は1週間前に中国で発売された AVENUE 125 (巡鷹) についてを。あまり情報が手に入らなくて、書こうかどうか迷ったけど。

AVENUE 125
AVENUE 125

先週5月22日に中国のヤマハで発表会があり、AVENUE 125 の発売が発表された。特徴的な外観で MAX シリーズの流れがあるが、〇〇に似てるなど色々言いたいところもある。ここはあえて触れずにおくことに。


既に書いたが情報があまりなく、モデル名もモデルコードも年式も今のところ不明。わかり次第追記する予定だが、中国なので詳細が判明するのは少し先になるかもしれない。中国での登録型号は JYM125T-3 となり、登録型号を見るとわかるように重慶ヤマハ製となる。

通常版と豪華版と2種類発売され、通常版は2色、豪華版は5色のラインナップとなる。せっかくなので、カラー一覧を、まずは通常版の2色を。

AVENUE 125
AVENUE 125

続けて豪華版の5色を。豪華版ではミラーやマフラーガードにメッキパーツを使っており、メットインの照明や 12V の電源ソケットも備わっている。カラーバリエーションも多いことから、こちらが販売のメインとなるのでしょう。

AVENUE 125
AVENUE 125
AVENUE 125
AVENUE 125
AVENUE 125

エンジンは LCK125 [CYGNUS GT] などと同系で、排出ガス規制の国四をクリアしたものである。同系エンジンのため、馬力やトルクも同じ値であるが、車体が大型化したため重量は 100kg 近くとなり、この重さが走りにどれだけ影響するの気になるところ。

アトラスや SOX などの輸入会社が日本に輸入するかどうかは微妙な感じである。現地の価格は日本円にすると18万円ぐらいとなるのだが、問題は車体に対してのメットインの狭さ。フルフェイスのヘルメットどころか、ジェットタイプのヘルメットさえ収まらない大きさなのである。

AVENUE 125

リアキャリアが販売されれば箱を乗せることで解決できるが、後ろへはみ出てしまうし、スタイリングも悪くなる。メットインさえなんとかなれば、個人的にも値段次第では買って良いかなと思えるモデルである。

特徴的な外観に LED ヘッドライトに12インチホイールと、魅力的な装備もあるので、どこかの会社が輸入して25万円ぐらいで売りそうな気もする。日本国内では各社 125cc をかなりの車種ラインナップしている状況なので、大幅に売れることは期待できないけど。

XTZ690 Tenere 700発売情報

既に2020年モデルがぽつぽつ発売されていたりする。今日は、その2020年モデルでだいぶ前から予告があった XTZ690 [Tenere 700] についてを。

XTZ690 2020 BW31 [Tenere 700]
XTZ690 BW31

あっさりと書いてしまっているが、2019年終わりに発売される Tenere 700 のモデル名は XTZ690 となった。2019年終わりに、まずはヨーロッパ向けが発売されるようである。


XTZ690 [Tenere 700] のヨーロッパ向けモデルコードは BW3 が割り当てられ、BW31 となった。さらに A2 ライセンス向けが BW32 となる。恒例なので、いつものモデルコード一覧を。

code name year country remarks
BW31 XTZ690 2020 欧州
BW32 XTZ690-U 2020 欧州 A2 ライセンス向け

どうも欧州で POLICE 向けの車両も用意されているとの話があって。この POLICE 向けについては、MT-07 Tracer の POLICE 向け仕様があるため、本当に出るのかは不透明な感じなので、今後の動きを注視する予定である。

同じエンジンを搭載する MTN690 [MT-07], MTT690 [MT-07 Tracer], XTZ690 [Tenere 700] ヨーロッパ向けのスペックをざっと比較してみる。

code B4C9 BC64 BW31
model MTN690-A MTT690-A XTZ690
name MT-07 MT-07 Tracer Tenere 700
欧州 欧州 欧州
年式 2019 2018 2020
全長 2085 mm 2138 mm 2370 mm
全幅 745 mm 806 mm 905 mm
全高 1090 mm 1270 mm 1455 mm
軸距 1400 mm 1450 mm 1595 mm
最低地上高 140 mm 240 mm
装備重量 183 kg 196 kg 204 kg
指定ガソリン レギュラー プレミアム
燃料容量 14.0 L 17.0 L 16.0 L
キャスター 24.8° 25.0° 27.0°
トレール 90 mm 90 mm 105 mm
Fブレーキディスク径 282 mm × 2
Rブレーキドラム径 245 mm × 1
Fタイヤ 120/70 ZR17 TL 90/90 R21 WT
Rタイヤ 180/55 ZR17 TL 150/70 R18 WT
ボア×ストローク 80.0 × 68.6 mm
圧縮比 11.5 : 1
スパークプラグ LMAR8A-9
1次減速比 77/40 (1.925)
2次減速比 43/16 (2.688) 46/15 (3.067)
インジェクター EHDW38-1

XT660Z [Tenere] で23リットルあった燃料容量が、XTZ690 [Tenere 700] で大幅に減ってしまったのが残念なところ。その差を埋めるほどの燃費向上があれば納得もできるところだが、MT-07 / MT-07 Tracer の燃費を見る限り、差を埋めるほどは期待できそうにない。

個人的に砂漠の真ん中でオイル交換をしたり、旅先の駐車場でフロントフォークオイルを交換をしたことがあるが、ロングツーリングするにはやっぱりセンタースタンドが欲しい。あるとチェーンの手入れもだいぶ楽になるし、パンク修理も効率が上がるし。多少重くても良いので、付けて欲しい装備。

XTZ690 BW31

スペックを含めて全体的に悪くないと感じるが、これまで発売予告を引っ張った割に、見た目以外の特長が薄い気がして。アドベンチャー向けとして本気さはぐっとわかるし、時代を反映した外観も新鮮さがあるものの、実際にその本気さが必要な人はどれだけいるのか、というところもあるし。MT-07 Tracer と Tenere 700 の中間、走破性と整備性のバランスがあって、もっと気軽に旅に出られるような廉価版があっても良いのかなと思ってしまう。