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ホンダ製Vinoの発売日

今日はホンダ製 Vino B4K の発売日。パーツカタログも公開されたので、見てみようかと。

XCH50 2018 B4K2 [Vino Deluxe]
XCH50 B4K2

JOG から遅れること1か月、ホンダ製 Vino が発売された。JOG が発売されたときにエンジン番号の予想をしていたが、予想通り AF74E-7000000 から始まる番号のようである。


パーツカタログは JOG のと同じくイラストはホンダが描いたもので、ヤマハのイラストに見慣れていると違和感がある。
内容を見ると、エンジンと駆動系は先に発売された JOG と同じ。つまり、走行性能は JOG も Vino も同じということになる。差があったとしても、空力程度。

CEH50 2018 B3K1 [JOG]
CEH50 B3K1

JOG と同じようにスピードメーターで表示される速度は、トランスミッションに装着された速度センサーからの信号を使っているので、センタースタンドを掛けて後輪を回すとスピードメーターが動くことになる。スピードメーターワイヤーが無い分、前輪周りはすっきりして見える。

エンジンオイルの指定は JOG と同じく YAMALUBE RED ver. For Scooter なのだけど、フロントフォークオイルの指定はどうなるのか気になったので調べてみると、ヤマハ サスペンションオイル G10 のようである。そこはホンダのものの指定ではない。

色々と初めてのことが多くて、ヤマハ発動機の人も、販売店の人も大変なんだろうなと予想がつく。あと気になるのは、JOG POCHE から続くフロントバスケット付きモデルで、Vino Molfe の後継は出るのかどうか。ホンダには Dio Cesta があるが、そのままの形状で発売しないだろうし、今回の Vino にフロントバスケットを付けるのか、販売終了にしてしまうか。

ホンダ製JOGとVINOの発売で

連日のホンダ製 JOG と Vino の話で。未だ忙しくて実機を見に行けていないのが悔しいところで。

CEH50 2018 B3K1 [JOG]
CEH50 B3K1

昨日、ホンダ製 JOG のパーツカタログと取扱説明書が公開されたようなので、今日はそのことについてを書こうかと。公開されたということで、堂々と書けるようになったし。


まずは、パーツカタログから。先日も少し書いたが、イラストはホンダのものが使われていた。そして、気になる部品番号は、B3K で始まるものがほとんど。B3K が付いていないのは、スパークプラグとバッテリーのみ。

ネジぐらいは共通部品としても良いかなと思っていたが、責任問題を考えるとそうはいかない。ホンダ製の部品にヤマハ製のネジを取り付けて壊れてしまったとき、どちらの原因で問題が発生したのか、責任はどちらが取るのか、ということになってしまう。そのため、完全な市販品であるスパークプラグとバッテリー以外は、ホンダ製のもので揃えたことになる。

他にパーツカタログで変わったことは、「まえがき」がごっそり違う形式になって、パーツカタログ全体にページ番号が振られるようになった。特に「まえがき」ではインド向けのパーツカタログにあるような「部品番号の構造」などのページが増えていたりして、見慣れていないために変な感じがする。

続けて、取扱説明書について。まず、表紙に違和感があった。コンペティションモデルではない一般向けの取扱説明書では、ライダー君(私が勝手にそう呼んでいるだけの名前)が表紙になっているはずなのだけど。

ライダー君
ライダー君

CEH50 JOG の取扱説明書ではコンペティションモデルのようなあっさりとした表紙になっている。
そして中身は、ホンダの取扱説明書そのものだった。最初のページを、タクトの取扱説明書と比較してみると。

CEH50 JOG 取扱説明書
JOG 取扱説明書
ホンダ タクト 取扱説明書
TACT 取扱説明書

会社名と販売名以外は文言が一致している。最後のページには本田技研工業株式会社のコピーライトマークもある。裏表紙にはホンダでの文書番号とヤマハでの文書番号が併記されている。ホンダが説明書を作っているのも、何かあったときの責任問題に絡むからなのでしょう。

最近のホンダは、期間が過ぎるとあっさりと部品供給をやめてしまうことが多い印象なので、オーナーになったとしたら気になるところかな。次回は見に行くことができたら、実機の写真でも。