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SRX400の年式

今日は少し古いモデルで、SRX400 の年式についてを。1年以上書いていたら、古い機種とかやたら長くなる感じのモデルしか残ってない状態になってきたりして、大変になってきた。

SRX400 1996 3VN5
SRX400 3VN5

SRX400 は日本向けのみのモデルで、1985年に発売された。海外では代わりに 600cc 版の SRX600 が発売されていた。


モデルとしては1985年から1996年と10年で、思ったよりも短かった。しかしスタイリングは今見ても古臭さを感じないもので、このまま復活しても良い線いくのじゃないかと思えてくるぐらい。そんな SRX400 の年式一覧を。

code name year country remarks
1JL SRX400 1985 日本 SRX-4
1JV SRX400 1985 日本 YSP 限定
2NY SRX400 1987 日本 SRX-4
3HU1 SRX400 1988 日本 SRX-4
3VN1 SRX400 1990 日本
3VN2 SRX400 1991 日本
3VN5 SRX400 1996 日本

1990年にモデルチェンジをして、セルモーターを搭載しオイルタンクをエンジン前に移したり、ペットネームも SRX-4 から SRX400 と変更になったりと、多くの変更があった。初めてモデルチェンジ後のモデルを見たとき、エンジン前のオイルタンクを見て「何だこれは」と驚いた記憶がある。

SRX400 3VN1 オイルタンク
SRX400 3VN1 オイルタンク

その 3VN では1996年の 3VN5 までに数字が2つ飛んでいる。発売しようと計画されていたが、売れ行きから先送りになったのでしょう。どんなカラーが発売されようとしていたか、気になると言えば気になる。

明日は SRX400 のカラー一覧を。その後は、SRX600 の年式を書こうかなと。

X-MAX 400がモデルチェンジ

ヨーロッパで X-MAX 400 の2018年モデルが発表になった。モデルチェンジされて、来月発売予定とのこと。

X-MAX 400 2018
X-MAX 400 2018

X-MAX 300 が発売になっているので併売されるのか心配だったが、モデルチェンジされて発表となった。X-MAX 300, X-MAX 400, TMAX 530 のラインナップで排気量が近い感じがするけど、それだけ売り上げが良いのでしょう。


モデルコードは不明だが、モデル名は YP400 ではなく CZD400 になりそうである。カラーは3色でヨーロッパでは無難な感じの色。赤や黄があっても良い感じがするけど、これからに期待だな。

2017年8月1日追記
モデル名は CZD400 にならず、引き続き YP400R が使われ、モデルコードは BL1 となる。年式は2018年で、MBK 版の Evolis 400 も発売される。判明したモデル名・モデルコードの一覧を。

code name year country remarks
BL11 YP400RA 2018 欧州 X-MAX 400
BL12 YP400RA 2018 欧州 Evolis 400
X-MAX 400 2018 (Blazing Grey)
X-MAX400 2018
X-MAX 400 2018 (Phantom Blue)
X-MAX400 2018
X-MAX 400 2018 (Sonic Grey)
X-MAX400 2018

色々調べると、上の写真は2016年の9月に撮影されたもののようで、本来2017年モデルとして出す予定だったのではないかと考えている。

新機能として。
・LED ヘッドライト
・LED テールライト
・スマートキー
・トラクションコントロールシステム
・パーキングブレーキ
などがある。

2017年モデルの X-MAX 400 と比較をしてみる。まずは、写真で。

X-MAX400 2017
X-MAX400 2017
X-MAX400 2018
X-MAX400 2018

これまでの印象を残しながら、よりシャープなイメージになった。続けてスペックの比較を。

X-MAX 400 2017 1SDA X-MAX 400 2018
全長 2190 mm 2185 mm
全幅 780 mm 766 mm
全高 1385 mm 1415~1465 mm
シート高 785 mm 800 mm
ホイールベース 1565 mm 1567 mm
装備重量 215 kg 210 kg
燃料容量 14 L 13 L
圧縮比 10.6 : 1 10.6 : 1
馬力 24.5 kW / 7000 rpm 24.5 kW / 7000 rpm
トルク 36.0 Nm / 6000 rpm 36.0 Nm / 6000 rpm

エンジン性能は同じ、燃料タンクの容量は減ったけど、5kg も軽量化されている。ABS や排気デバイスなどでどんどん重量が増える中、軽量化は大変だったと思う。

せっかくの 395cc という排気量なので、日本で発売して欲しいものである。車体番号を見る限り、引き続き MBK の工場で作られるようなので、あまり期待できないけど。