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YBR110 の年式

今日は、YBR110 の年式についてを。
さっそく本題に入るつもりだったが、先日ヤマハ発動機が発表した、YZF-R1M フロントマスクのマスクがツボに嵌ってしまったので、まずはその写真を。

YZF-R1M フロントマスクのマスク

思わずエイプリルフールのネタなのかと発表の日付を2回確認してしまった。私はこんなページを書くぐらい結構なヤマハ発動機のファンなのだけど、これを付けるのはちょっと・・・と思ってしまう。で、これは完成品として売られているものではなく、自分で作るもの。以前ヤマハの web ページあったペーパークラフトを思い出してしまう。

YZF-R1M フロントマスクのマスク

いやいやいやいや。そんな涼しい顔されても、周りが二度見どころかガン見するよ。YZF シリーズのオフ会なら受けそうな気もするので、R1 オーナーの方、是非作ってみては。

話を YBR110 に戻して。123.6cc 版の YBR125 は現在も発売中で世界各国で売られているため、年式一覧を書くのにはかなりの気合が必要だが、YBR110 は主にインドで発売されたモデルで、YBR125 ほどモデル数は多くなかった。

YBR110 2007 5TS8 [Libero G5]
YBR110

販売名として、LIBERO, LEBERO LX, ALBA, LIBERO G5, YBR が使われており、輸出先でも同様の名前であった。
YBR110 のことを書く上で外せない存在が YD110 で、YBR110 と同系エンジンを積んでいて、YBR110 の元となるモデルである。その YD110 は現在もインドで製造され、アフリカや南米で YC110 / YD110 シリーズとして発売されている。


さっそく YBR110 の年式一覧をと言いたいところなのだけど、インド製造ということもあり、インドからの輸出先のモデルについては、いつもよりも情報確度は低いと思って頂きたい。南米向けがだいぶ抜けている気がしているし。

code name year country remarks
5TS1 YBR110 2003 インド Libero
1B52 YBR110 2004 スリランカ Libero
1B53 YBR110 2004 スリランカ Libero
5TS2 YBR110 2004 インド Libero
5TS3 YBR110 2004 インド Libero
5TS5 YBR110 2005 インド Libero LX
11S1 YBR110 2006 ペルー Libero G5
5TS6 YBR110 2005 インド Alba
1B56 YBR110 2007 スリランカ Libero G5
1B57 YBR110 2007 スリランカ 不明
1B58 YBR110 2007 スリランカ 不明
5TS8 YBR110 2007 インド Libero G5
5TS9 YBR110 2007 インド Alba
5TSD YBR110 2007 インド Libero G5
5TSA YBR110 2008 インド Alba
5TSB YBR110 2008 インド Alba
5TSC YBR110 2008 インド Libero G5
5TSF YBR110 2010 インド YBR
5TSG YBR110 2011 インド YBR
5TSJ YBR110 2012 インド YBR
5TSK YBR110 2013 インド YBR

見た目が同じ Libero でも、コロンビア向けでは YD110 のモデル名であったりと、YD110 との区別が曖昧なところもある。さらに YD110 の兄弟車として RS110F もあったりと、アジアらしい混沌となっている。

YBR110 では、YBR125 と同じ見た目のエアスクープや、タンクなど YBR シリーズとしての共通性はあるものの、4速エンジンやドラムブレーキ、チェーンカバーなどの装備で、実用向けに振られていた。この装備はインドでの道路事情が大きく影響している。

YBR110 2011 5TSG [YBR]
YBR110 5TSG

日本では見たことがないので、日本には入ってきていないと思っていたけど、ごく少量輸入されたようで、車両オークションで1台だけ出ているのを見つけた。見られたらラッキーぐらいの確率でしょう。
次回は今のところ未定。

YZF-R6の年式毎の比較

今日は、YZF-R6 の年式とカラーが一旦書き終えたため、それぞれの年式の比較をしてみようかと。
日本にはヨーロッパ・南アフリカ向けや、北米向けなど色々と入ってきているが、馬力表示の関係もあるため今日はヨーロッパ・南アフリカ向けのみでの比較をしてみる。

YZF-R6 5SL3
YZF-R6 5SL3

YZF-R6 は1999年モデルが最初の年で、まさに21世紀に繋げるモデルだった。YZF シリーズでも共通だが、DEEP PURPLISH BLUE METALLIC C が YZF-R6 を代表するカラーとなり、毎年のように採用されて今に引き継がれている。


まずは、その DEEP PURPLISH BLUE METALLIC C のカラーを中心に各年式の写真を並べてみる。

year code photo
1999 5EB1 YZF-R6 5EB1
2000 5EB5 YZF-R6 5EB5
2001 5MT1 YZF-R6 5MT1
2002 5MTB YZF-R6 5MTB
2003 5SL1 YZF-R6 5SL1
2004 5SLB YZF-R6 5SLB
2005 5SLM YZF-R6 5SLM
2006 2C01 YZF-R6 2C01
2007 2C0B YZF-R6 2C0B
2008 13S1 YZF-R6 13S1
2009 13SB YZF-R6 13SB
2010 13SL YZF-R6 13SL
2011 13SV YZF-R6 13SV
2012 1JSG YZF-R6 1JSG
2013 1JSU YZF-R6 1JSU
2014 2CXB YZF-R6 2CXB
2015 2CXE YZF-R6 2CXE
2016 2CXM YZF-R6 2CXM
2017 BN64 YZF-R6 BN64
2018 BN6A YZF-R6 BN6A
2019 BN6H YZF-R6 BN6H
2020 BN6P YZF-R6 BN6P

22年分の流れを見ていると、ちょっと涙が出そうである。眺めているだけでも、速度への躍動感を掴めそうになるぐらい。そんな YZF-R6 である。

諸元の中から、装備重量と全長と馬力について取り出してみた。本当はグラフにしてみたのだけど、あまりにも変化が少ないため、数値での一覧にすることに。

year code wet weight length power
1999 5EB1 188 kg 2025 mm 88.2 kW
2000 5EB5 188 kg 2025 mm 88.2 kW
2001 5MT1 186 kg 2025 mm 88.2 kW
2002 5MTB 186 kg 2025 mm 88.2 kW
2003 5SL1 182 kg 2025 mm 86.0 kW
2004 5SLB 182 kg 2025 mm 86.0 kW
2005 5SLM 183 kg 2045 mm 88.2 kW
2006 2C01 182 kg 2040 mm 93.4 kW
2007 2C0B 182 kg 2040 mm 93.4 kW
2008 13S1 185 kg 2040 mm 94.9 kW
2009 13SB 185 kg 2040 mm 94.9 kW
2010 13SL 189 kg 2040 mm 91.0 kW
2011 13SV 189 kg 2040 mm 91.0 kW
2012 1JSG 189 kg 2040 mm 91.0 kW
2013 1JSU 189 kg 2040 mm 91.0 kW
2014 2CXB 189 kg 2040 mm 91.0 kW
2015 2CXE 189 kg 2040 mm 91.0 kW
2016 2CXM 189 kg 2040 mm 87.1 kW
2017 BN64 190 kg 2040 mm 87.1 kW
2018 BN6A 190 kg 2040 mm 87.1 kW
2019 BN6H 190 kg 2040 mm 87.1 kW
2020 BN6P 190 kg 2040 mm 87.1 kW

YZF-R6 の馬力は、時期によって走行中の馬力、英語だと With direct air induction として 5% ほど高い馬力の表記があった。例えば、2006 年の馬力として、
Without direct air induction: 93.4kW
With direct air induction: 97.8kW
といった値である。上記の表では計測器での値 With direct air induction で統一した。

YZF-R6 もなくなって、SEROW もなくなって、SR400 もなくなって、ヤマハらしいモデルがどんどん減って寂しい感じになっている。もう自動二輪車の姿も消えていくのじゃないかと心配になってくるぐらいである。
次回は、YBR110 の年式でも書こうかと考え中。