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今日は XT125 の流れで XT200 の年式について。XT200 は1982年に発売され、年式としては3年という短いモデルだった。
XT200 1983 23J |
日本では1982年9月に発売だったが、年式としては1983年の扱い。1982年モデルとしては、US、カナダ、オセアニアで発売になっている。
1980年代なので、モデルコードを年式を跨いで使いまわしていたのもあり、モデルコードは実質6つのみ。そんな XT200 の年式一覧を。
code | name | year | country | remarks |
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15A | XT200J | 1982 | USA | |
15X | XT200J | 1982 | カナダ | |
15Y | XT200J | 1982 | オセアニア | |
15A | XT200K | 1983 | USA | |
15X | XT200K | 1983 | カナダ | |
15Y | XT200K | 1983 | オセアニア | |
21N | XT200KC | 1983 | カリフォルニア | |
23J | XT200 | 1983 | 日本 | |
15X | XT200L | 1984 | カナダ | |
47J | XT200 | 1984 | 日本 |
XT125 と違ってヨーロッパでは発売されなかった。XT125, XT200, XT250 と近い排気量帯で発売してしまうと、お互いの市場を奪い合ってしまう影響だからなのだろうか。ヨーロッパではこの時期に北米では発売されていない TY125/TY250 が発売されていたりしているので、嗜好の違いかもしれないけど。
日本向けの XT200 は乾燥重量が 98kg とかなりの軽量であった。XT125 と同じ乾燥重量なのは優秀だと思ったが、簡単に書くと車体もエンジン下も同じ、違うのはシリンダーとピストンぐらいなので、同じ重量なのも納得できるもの。
XT200 は乗り易さ、扱い易さという1つの流れを作って、この後 XT225 Serow へと受け継がれていく。次回は XT200 のカラーの予定。揃ってない気がするけど。