北米向けと言うか、カナダ向けの MT-10 がカナダヤマハに掲載されていた。名前は FZ-10 になっている。
15499カナダドルなので、日本円で130万円ぐらい。日本に逆輸入されてきたら、150万円ぐらいになりそうな感じ。
モデルコードは以前予想していたのが当たったようで、B67 の開いた3つの部分に入ったようである。
code | name | year | country |
---|---|---|---|
B671 | MTN1000 | 2016 | 欧州 |
B672 | FZ10H | 2017 | U49 |
B673 | FZ10HC | 2017 | カリフォルニア |
B674 | FZ10AH | 2017 | カナダ |
B675 | MTN1000G | 2016 | 豪州 |
B677 | MTN1000 | 2016 | ロシア |
少し調べてみると、この FZ-10 という名前は、先月既にカリフォルニア州大気資源局(CARB)のページに登録情報として出ていたらしく。調べると、該当のファイルが見つかった。
モデルが2つあるので、60周年記念カラーでも控えているのかな。それにしても、スキャンしたデータを PDF にしているので、文字コピーができないし CARB のファイルは不便。
さて、気になるカナダ向けと欧州向けの比較をしてみることに。
カナダ向け B674 |
ヨーロッパ向け B671 |
カナダ向けはナンバー横にリフレクターが付いているのが確認できる。それと、マフラーの角度が微妙に違う感じもする。確認すると集合部分のチャンバの部品番号が違うので、その影響なのかな。
見た目以外の部品で確認できた違いは、カナダ向けにはキャニスターが無くなっていること、クラッチ板の構成、 ECU と鍵のセット部品が違うぐらい。色はヨーロッパ向けは3色だったが、北米版はブルーが無くなり2色になった。
FZ-10 の発売で、カナダのラインナップから FZ1 は落ちてしまう。FZ-10 がまだ掲載されていない US のヤマハのラインナップには、まだなんとか残っている。FZ6R, FZ-07, FZ-09, FZ1 に FZ-10 もあったら、確かに FZ 多すぎだな。
これからこの MT-10/FZ-10 が日本で発売されるか、プレストが輸入販売するのか、気になるところ。
と、書いたら本日 US ヤマハのサイトにも登場した。比較して面白そうだったらまた別の機会に書こうかと思う。