X-MAX 400がモデルチェンジ

ヨーロッパで X-MAX 400 の2018年モデルが発表になった。モデルチェンジされて、来月発売予定とのこと。

X-MAX 400 2018
X-MAX 400 2018

X-MAX 300 が発売になっているので併売されるのか心配だったが、モデルチェンジされて発表となった。X-MAX 300, X-MAX 400, TMAX 530 のラインナップで排気量が近い感じがするけど、それだけ売り上げが良いのでしょう。


モデルコードは不明だが、モデル名は YP400 ではなく CZD400 になりそうである。カラーは3色でヨーロッパでは無難な感じの色。赤や黄があっても良い感じがするけど、これからに期待だな。

2017年8月1日追記
モデル名は CZD400 にならず、引き続き YP400R が使われ、モデルコードは BL1 となる。年式は2018年で、MBK 版の Evolis 400 も発売される。判明したモデル名・モデルコードの一覧を。

code name year country remarks
BL11 YP400RA 2018 欧州 X-MAX 400
BL12 YP400RA 2018 欧州 Evolis 400
X-MAX 400 2018 (Blazing Grey)
X-MAX400 2018
X-MAX 400 2018 (Phantom Blue)
X-MAX400 2018
X-MAX 400 2018 (Sonic Grey)
X-MAX400 2018

色々調べると、上の写真は2016年の9月に撮影されたもののようで、本来2017年モデルとして出す予定だったのではないかと考えている。

新機能として。
・LED ヘッドライト
・LED テールライト
・スマートキー
・トラクションコントロールシステム
・パーキングブレーキ
などがある。

2017年モデルの X-MAX 400 と比較をしてみる。まずは、写真で。

X-MAX400 2017
X-MAX400 2017
X-MAX400 2018
X-MAX400 2018

これまでの印象を残しながら、よりシャープなイメージになった。続けてスペックの比較を。

X-MAX 400 2017 1SDA X-MAX 400 2018
全長 2190 mm 2185 mm
全幅 780 mm 766 mm
全高 1385 mm 1415~1465 mm
シート高 785 mm 800 mm
ホイールベース 1565 mm 1567 mm
装備重量 215 kg 210 kg
燃料容量 14 L 13 L
圧縮比 10.6 : 1 10.6 : 1
馬力 24.5 kW / 7000 rpm 24.5 kW / 7000 rpm
トルク 36.0 Nm / 6000 rpm 36.0 Nm / 6000 rpm

エンジン性能は同じ、燃料タンクの容量は減ったけど、5kg も軽量化されている。ABS や排気デバイスなどでどんどん重量が増える中、軽量化は大変だったと思う。

せっかくの 395cc という排気量なので、日本で発売して欲しいものである。車体番号を見る限り、引き続き MBK の工場で作られるようなので、あまり期待できないけど。

TT250Rのカラー

今日は TT250R のカラーをと思っていたが、オーストラリア向け2005年、2006年の写真が手元になかったりして中途半端なので、日本向けのみとする。

TT250R 1997 4RR2
TT250R 4RR2

改めて見てみると、鍵穴の位置やライトの暗さなど古い設計の部分もあるが、今でも充分に魅力あるモデル。


日本向けは1993年、1995年、1997年にそれぞれ2色なので、カラーリングは6種類となる。個人的には、写真を見るとあったあったと思い出す感じ。

code year photo
4GY1 1993 PURPLISH WHITE SOLID 1 (VIOLET)
TT250R 4GY1 A


PURPLISH WHITE SOLID 1 (MAGENTA)
TT250R 4GY1 B
4RR1 1995 PURPLISH WHITE SOLID 1 (VIOLET)
TT250R 4RR1 A


PURPLISH WHITE SOLID 1 (RED)
TT250R 4RR1 B
4RR2 1997 DEEP VIOLET METALLIC 1
TT250R 4RR2 A


BLUISH BLACK 2
TT250R 4RR2 B

街で見かける機会が結構あったのに、短い期間で販売終了となったのが疑問であった。車体番号から見る限り、TRX850 のように欲しい人が一気に買って、それ以降販売台数が伸び悩んだ感じのようである。 1998年に 4RR4 のモデルコードでアルゼンチン向けに輸出された。4RR2 とカラーリングは同じであることを考えると、売れ残りを輸出したのかなと考えてしまう。そして、4RR3 が抜けているので、日本か他の国向けに計画していたものが中止になったのでしょう。