今日はアクシスZの発売日。しかし、どうも様子がおかしい。まずパーツカタログが未だに見られない。そして販売店に入ってきている量が少ないとの話で。
LTS125 2017 B7A1 [AXIS Z] |
この2つから察するに、何かしらの改善を行っているのではないか。そんな話と、なぜパーツカタログを気にしているかを書こうかと。
アクシスZの発売日が4月25日となっている。実はこの日付も延期された結果での日付のようである。販売戦略として、このクラスのスクーターは新年度・新学期に合わせて3月初めぐらいまでに発売することが望まれる。アクシスZの本来の発売日もそう計画されていた。しかし何かしらの原因で4月の終わりになってしまった。
さらに、それも少し遅れてきている。噂レベルの話だと、遅れ気味になっている理由はカムチェーン周りを改善しているためだとか。
LTS125 エンジン |
そんな事情もあってか、パーツカタログが未だ公開されていない。前にも少し書いたが、なぜパーツカタログが気になるのか。それはスペックの全幅がなぜ 730mm になったのか知りたいためである。
台湾向けのアクシスZは全幅が 685mm である。写真を見る限り、日本向けも台湾向けもハンドルに関しては同じように見える。
台湾向け AXIS Z ハンドル |
日本向け AXIS Z ハンドル |
事前に得た情報でも、日本向けでの全幅が 685mm であったため、発表前に書いた記事には 685mm と書いた。しかし、発表の資料には全幅 730mm となっているし、製品のスペックも 730mm となっている。
では、どこが違うのか、というところを検証したい。仕方がないので、発売状況の確認も含めて本日フィールドに出てみた。
●1軒目(15店舗以上あるチェーン店)
未だに1台も届いていない。入ってくるのは5月3日の予定。
●2軒目(レッドバロン)
未だに1台も入っていない。今から注文したら5月末に届く。
●3軒目(YSP)
未だに1台も届いていない。入ってくるのは4月27日の予定。
●4軒目(10店舗以上あるチェーン店)
1台入っていた。
という状況で、やはり発売日に車体が届けられていない店が多いようである。
在庫がある4軒目のお店でアクシス Z の話をしたら、開口一番に私が持っていたジェットタイプのヘルメットを指差して、「そのジェットヘルメットは入りませんよ」と言われた。一部の高さが低いものを除いて、ほとんどのジェットタイプヘルメットは入らないらしい。
アクシス Z のメットイン |
お店としては、まずそのことを伝えないと後から困るかもしれないという親切心なんでしょう。
せっかくなので、自動二輪車はあまり詳しくない顔をしながらハンドルの幅を測らせてもらった。
アクシス Z ハンドル幅計測 |
やっぱり 685mm である。ちょっと離れて遠回しに見てみたけど、一番幅があるのはハンドルだった。
ミラーは可動するという理由で、自動二輪車の全幅に含まないことになっている。ヤマハ発動機は 685mm の幅しかないものを何故 730mm と記述しているのか、謎が深まるばかりである。
730mm幅について
本日納車でした。私もこの事が気になってよくよく現車を眺めたところ、タンデムステップを出したときに730mm幅になるのでそのような表記になったのではと思われます。
購入前の記事とても参考になりました。ありがとうございました。
タンデムステップはミラーと同じく可動部なので、車体幅に含まれないと思っていたのですが、含まれるのですかね。
今度時間があるときに、ヤマハ発動機に聞いてみます。
堀さんの言う通り、フートレストを出したときの値とのことでした。
この辺り、法規を調べてみたいと思います。