JOG POCHEの年式

2018年モデルが色々出ているけど、今日は JOG POCHE の年式についてを。

CY50H 1992 3KJ5 [JOG POCHE]
CY50H 3KJ5

JOG POCHE が出たとき、その手があったかと感心したものである。前カゴを付けるユーザは一定数いたので、最初からしっかりとしたものを付けてしまおうと。値段も1万円高に抑えていれば、ライトなど専用設計の部分のメリットも加わるので、お買い得感も得られるし。


JOG POCHE は大きく分けて2種類に分けられる。所謂 3KJ の JOG をベースとしたものと、Space Innovation の JOG をベースとしたものと。まずは、3KJ の JOG POCHE の一覧を。

code name year country remarks
3KJ5 CY50H 1992 日本
3KJ7 CY50H 1993 日本
3KJ9 CY50H 1994 日本
3KJA CY50HS 1994 日本
3KJC CY50H 1996 日本
3KJD CY50HS 1996 日本
3KJF CY50H 1997 日本
3KJG CY50HS 1997 日本

この JOG POCHE が1999年に YV50 5BM の JOG ベースにモデルチェンジされた。モデルコードは JOG POCHE 専用として 5GD が振られている。その 5GD の一覧を。

code name year country remarks
5GD1 YV50H 1999 日本
5GD2 YV50H 2001 日本
5GD3 YV50H 2003 日本
5GD4 YV50H 2005 日本
5GD5 YV50H 2006 日本
5GD6 YV50H 2007 日本

この後、前カゴが付いたモデルは Vino Molfe に引き継がれる。

3KJ のモデルでは、CY50H と CY50HS の2つのモデルが発売されていた。CY50H は M タイプと呼ばれているモデルで、メッシュタイプのカゴを装備している。CY50HS は P タイプと呼ばれているモデルで、ポリカーボネート製のボードで作られたカゴを装備している。

CY50HS 1997 3KJG [JOG POCHE P TYPE]
CY50HS 3KJG

駅前の駐輪場を見ると、リアボックスの装着率が2割ぐらいある。しっかりとした前カゴを付けられるなら、車体一体型のリアボックスが付いたモデルが発売されても良いのでは、と思ってくる。デザインが非常に難しそうだけど、出来ないことは無いと思う。

インドネシアでの2018年モデル

各国で2018年モデルがどっと発売になっていて、追うのが大変な状況。今日はその中でインドネシア向けについてを。

NS125 2PHD [MIO Z]
LNS125 2PHD [MIO Z]

インドネシアでは工場もあるので、他のアジアの国とは違った独自の機種も出ていて、少し特殊な環境にある。ペットネームも違っていたりするので、聞きなれない名前を目にすることも多い。


インドネシアで発売している、もしくは予定の2018年モデルの一覧を。これからまだ出るとは思うけど。インドネシアヤマハに出ている写真を見て、まだ発売されてなさそうなモデルについては「予定」と入れたが、手元の資料が間違っている可能性もあるので、参考程度に。

code name year pet name remarks
BJ87 LNC125 2018 FINO SPORTY
BJ88 LNC125 2018 FINO PREMIUM
BT22 LNC125-I 2018 FINO GRANDE
2SX7 LNR125 2018 SOUL GT 予定
BU92 LNR125-I 2018 SOUL GT 予定
2PHB LNS125 2018 MIO M3
2PHC LNS125 2018 MIO M3
2PHD LNS125 2018 MIO Z
BN12 LNS125-I 2018 MIO M3 予定
BY81 LNX125-R 2018 X-RIDE
BY82 LNX125-R 2018 X-RIDE
B3B1 LNY125 2018 MIO S
2DPB GPD150-A 2018 NMAX ABS 予定
2DPC GPD150 2018 NMAX 予定
2DPG GPD150 2018 NMAX
2DPH GPD150-A 2018 NMAX ABS 予定
2DPJ GPD150 2018 NMAX 予定
BT31 VXN155 2018 VIXION R
B047 MTN250 2018 MT-25

モデル名が LN で始まるものが多く、さらにバリエーションモデルも多数出ているのでペットネームと合わせるのが大変。

まず、LNX125-R X-RIDE についてを。モデルコードが BY81 と BY82 の2つあるが、基本的に同じ。エンジンヘッドのカムスプロケットや、エアクリーナのゴム、セカンダリのフェイスなど、細かな変更はあるが見た目で区別は付けられないもの。小改良を加えてモデルコードを増やした感じ。

LNX125-R BY81 [X-RIDE]
LNX125-R BY81 [X-RIDE]

先日発売になった MIO S は、モデルコードが LNY125 となった。LN から始まるモデルコードがまた増えてしまった。もうモデルコードを聞いてどんなモデルなのか想像できなくなってきている。

LNY125 B3B1 [MIO S]
LNY125 B3B1 [MIO S]

NMAX については、さっぱりわからない。GPD150-A の 2DPB と 2DPH を比較したのだけど、色もパーツも全て同じ。同様に GPD150 の 2DPC と 2DPJ も同じ。なぜ2モデルづつあるのか、よくわからない状態。

GPD150 2DPG [NMAX]
GPD150 2DPG [NMAX]

AEROX 155 や XMAX 250 は2017年モデルを発売してそれほど経っていないため、2018年モデルが出るのはもう少し先でしょう。
インドネシアはモーターサイクルの売り上げの勢いがある国の1つ。これから新しいモデルも出てくるだろうから、楽しみである。