XT125R/Xのカラー

昨日の続きで、XT125R / XT125X のカラーリングについて。


XT125R / XT125X で使われている色は、Malaguti 製ということもあり、他では使われていない色を使っている。色名には全て MA が付くので、これは Malaguti の MA だと思われる。

XT125R 2007 13D3
XT125R 13D3

XT125R / XT125X のカラー一覧を。2005年の写真は酷いもので、画像加工ソフトで30秒いじって作ったような感じ。良くこれで OK を出したなと思うぐらい。

code year photo
3D61
XT125R
2005 MA BLUE
XR125R 3D61 A


MA BLACK
XR125R 3D61 B
3D62
XT125X
2005 MA BLUE
XR125X 3D62 A


MA RED
XR125X 3D62 B
3D63
XT125R
2006 MA BLUE
XR125R 3D63 A


MA BLACK
XR125R 3D63 B
3D64
XT125X
2006 MA BLUE
XR125X 3D64 A


MA ORANGE
XR125X 3D64 B
13D1
13D3
XT125R
2007 MA BLUE
XR125R 13D1 A


MA SHINY BLACK
XR125R 13D1 B
13D2
13D4
XT125X
2007 MA BLUE
XR125X 13D2 A


MA ORANGE
XR125X 13D2 B
13D5
XT125R
2008 MA BLUE
XR125R 13D5 A


MA SHINY BLACK
XR125R 13D5 B
13D6
XT125X
2008 MA BLUE
XR125X 13D6 A


MA WHITE
XR125X 13D6 B

珍しく2007年の XT125X の写真には、サイドスタンド下に下駄が入っている。2007年の XT125R も同じようにして撮ったと思われるのに、修正して消さなかったのは何故だろうか。

明日は XT125R / XT125X の比較をしてみようかと。

XT125R/Xの年式

今日は XT125R / XT125X についてを。


その昔、セロー225エンジンの先祖だった XT125 があったが、今日は21世紀にヨーロッパで発売されていた YBR125 のエンジンを積むモデルの話。

XT125R 2008 13D5
XT125R 13D5

実はこの XT125R / XT125X は、ヤマハが作ってなかった。じゃ、どこの会社が作ったかと言うと、Malaguti が作っていた。その Malaguti でも X3M 125 Motard / Enduro という名前で似たモデルを発売していた。

Malaguti X3m 125 Enduro
X3M Enduro

エンジンはブラジルヤマハで製作されたものを使っていて、2007年から中国製のものに変更になった。そんな XT125R / XT125X のモデル一覧を。

code name year country remarks
3D61 XT125R 2005 欧州
3D62 XT125X 2005 欧州
3D63 XT125R 2006 欧州
3D64 XT125X 2006 欧州
13D1 XT125R 2007 欧州
13D2 XT125X 2007 欧州
13D3 XT125R 2007 欧州
13D4 XT125X 2007 欧州
13D5 XT125R 2008 欧州
13D6 XT125X 2008 欧州

2009年に WR125 が発売になったためか、2008年で販売終了になった。その影響があったのか定かではないが、Malaguti は2011年末工場を閉鎖してしまい、自動二輪車の製造終了となる。

ヤマハで発売していたモデルで、Malaguti が製造していたモデルは他に DT50 があった。DT50 と言っても90年代まで日本で発売されていたモデルではなく、21世紀に入ってヨーロッパで発売されていたモデル。Malaguti の工場閉鎖に伴い、この DT50 は2011年で販売終了になった。この DT50 では Minarelli エンジンを積んでいて、同じように Malaguti でも  XTM50 や XSM50 と…、と書きたいところだけど違う話になってしまったので、また別の機会に。