コミュニケーションプラザはいかが

今日はヤマハ発動機本社近くにあるコミュニケーションプラザについて。


コミュニケーションプラザの2階が7月の終わりから工事をしていて、ようやく明日リニューアルオープンになる。サーキットをイメージしたような展示になるらしく、楽しみである。
コミュニケーションプラザの建物は新館の隣。

ヤマハ発動機 新館
ヤマハ発動機 新館

コミュニケーションプラザ前はポケストップになっているのだとか。すぐ横はジムらしいし。ポケモン GO をやってないので、良く知らないが。

ヤマハ発動機 コミュニケーションプラザ前
コミュニケーションプラザ前

建物の中には、ヤマハ発動機が製作した車両やボート、船外機などが展示されている。

コミュニケーションプラザ(2階はリニューアル前の写真)
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2000GT を常時展示しているし、写真でしか見たことがない YXZ も間近で見ることができる。

YXZ1000R と 2000GT と LFA
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展示車両はその時によって変わるのだけど、売れ筋の車両を揃えている。カタログを眺めるのも楽しいけど、こうやって例えば SCR950/BOLT の XVS950 兄弟を目の前で比較できるのは助かると思う。

SCR950 と BOLT
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そして、日本ではまだ発売されていないモデルも置いてあることがあるので、じっくり観察するには良い場所である。

MT10 と YZF-R1M
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製品直前のプロトタイプモデルもあって、実際に販売されているモデルと何が変わったのか比較するのも良し。

Tricity 155 Prototype
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歴史的な古い車両も展示されているので、懐かしい気分にもなれる。いくつかの車両では跨ぐことができるし、ゲームセンターにあるようなシミュレータもあるので、子供と一緒に行くのにも楽しいのではと思う。疲れたら3階のカフェで一息できるので、至れり尽くせり。

DT230 LANZAの年式

1996年、2ストロークの存続が危ぶまれてきたとき、ヤマハは DT230 ランツァ[LANZA] を発売した。

DT230 1997 4TP1
DT230 4TP1

同時期に発売された CRM250AR などの他社2ストロークオフロードモデルは、走破性やパワー重視で乗り易さとは別な次元だった。ランツァは乗り易さを重視し、パワーとバランスが取れたモデルで評価が高かった。


しかし、日本では排気ガス規制のため2年という短い販売期間となってしまう。そんな DT230 のモデル一覧を。

code name year country remarks
4TP1 DT230 1997 Japan LANZA
4TP2 DT230 1998 Japan LANZA
4TP3 DT230L 1999 Australia
4TP4 DT230N 2001 Australia
4TP5 DT230 2001 South Africa

カラーリングは全部で5種類。オーストラリアや南アフリカ向けは、ナンバープレートホルダと言うか、泥よけの部品などが違っているので、6種類の写真一覧を。

code year photo
4TP1 1997 PURPLISH WHITE SOLID 1
DT230 4TP1 A


DEEP PURPLISH BLUE METALLIC C
DT230 4TP1 B

4TP2 1998 DEEP PURPLISH BLUE METALLIC C
DT230 4TP2 A


LIGHT GRAY METALLIC 3
DT230 4TP2 C

4TP3 1999 DEEP PURPLISH BLUE METALLIC C
DT230 4TP3 A
4TP4 2001 DEEP PURPLISH BLUE METALLIC C
DT230 4TP4 A
4TP5 2001

エアクリーナー周りは DT125 のもの、キャブレターは DT200 のもの、リードバルブは YZ125 のものなど、全体的にうまく他モデルの部品を流用している。

日本向けは40馬力であったが、気になるオーストラリア向けと南アフリカ向けの馬力は確認できなかった。当時も今もオーストラリアのヤマハの web ページでは馬力の記載がないし、南アフリカは web ページすらなかった。部品を比較してみる限り、CDI の部品が変更になっているが、それ以外は大きな変更がないので、日本向けもオーストラリア向けも大して馬力が違わないのではと予想する。

個人的に、状態が良い LANZA があったら欲しい。