ミラノの EICMA ショーで、いくつかの新モデルを発表した。今日はその中で TMAX についてを。
2017年モデルでは、TMAX DX, TMAX SX, TMAX の3つのバリエーションが発売される。モデルコードは未確認だけど、BC3 になるらしい。
2017年2月14日追記 モデルコードは、TMAX DX が BC3 、TMAX SX が BX3 、TMAX が BV1 となる。また、モデル名もそれぞれ XP530D, XP530, XP530E となる。 |
2016年モデルと、その3モデルを比較してみる。
TMAX 2016 2PWM |
TMAX DX 2017 |
TMAX SX 2017 |
TMAX 2017 |
2016年との差はあるが、3つのモデルで大きな違いは無いように見える。ヤマハの発表から3つのモデルの違いを表にしてみる。
TMAX | TMAX SX | TMAX DX | |
---|---|---|---|
トラクションコントロール | ○ | ○ | ○ |
TFT 表示パネル | ○ | ○ | ○ |
キーレススマートキー | ○ | ○ | ○ |
センタースタンドロック | ○ | ○ | ○ |
バッテリー充電ソケット | ○ | ○ | ○ |
Dainese セーフティシステム | ○ | ○ | ○ |
D-MODE | ○ | ○ | |
MY TMAX コネクト | ○ | ○ | |
内側パネル高品質仕上げ | ○ | ○ | |
クルーズコントロール | ○ | ||
グリップ&シートヒーター | ○ | ||
電動スクリーン | ○ |
DX のクルーズコントロールはありがたいけど、日本では発売されないでしょう。
Dainese のセーフティシステムは何かと見てみると、Dainese の D-AIR と呼ばれるジャケットとリンクするようで、衝撃を感じるとジャケットに着いたエアバッグのようなものを膨らませる制御をしてくれるもの。
Dainese Safety System |
それとメーターが TFT パネルになっている。視認性がどうなるのか気になるところ。
TFT meter panel |
2016年モデルと2017年モデルの諸元を比較してみる。
TMAX 2016 2PWM | TMAX 2017 | |
---|---|---|
排気量 | 530 cc | 530 cc |
ボア×ストローク | 13.1 : 1 | 13.1 : 1 |
圧縮比 | 10.9 : 1 | 10.9 : 1 |
馬力 | 34.2 kW | 33.8 kW |
トルク | 52.3 Nm | 53.0 Nm |
全長 | 2200 mm | 2200 mm |
全幅 | 775 mm | 765 mm |
全高 | 1420~1475 mm | 1420~1475 mm |
シート高 | 800 mm | 800 mm |
ホイールベース | 1580 mm | 1575 mm |
装備重量 | 222 kg | 213 kg |
燃料タンク量 | 15 リットル | 15 リットル |
前タイヤ | 120/70-15 | 120/70-15 |
後タイヤ | 160/60-15 | 160/60-15 |
どちらのモデルも ABS 付きで、9kg の軽量化は少し減った馬力以上にメリットになる。