CUXi XC100N/XC100Mの年式

今日は、台湾のヤマハで発売されていた 101.8cc 版の CUXi についてを。

XC100M [CUXi] 1CF4
XC100N 1CF4

CUXi XC100N は2006年に発売された。日本では聞きなれない機種だが台湾ではかなりの販売をあげており、また2011年にベトナムでも同名で発売された。モデル名は XC100N だが、台湾では2010年から XC100M となった。

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CUXi は若者向けをターゲットにしており、特に女性向けに意識している。ターゲットだけで言うならば日本の Vino のような感じのポジション。
モデルによって前のブレーキがディスクであったり、2008年以降は排出ガス規制に対応するため FI になる。そんな XC100N の一覧を。

code name frame year country remarks
4C71 XC100N SE381 2006 台湾
4C72 XC100NA SE391 2006 台湾
4C73 XC100NB SE381 2007 台湾
4C74 XC100NC SE381 2008 台湾
4C75 XC100ND SE391 2008 台湾
37C1 XC100NE SE501 2008 台湾
37C2 XC100NF SE502 2008 台湾
37C3 XC100NE SE501 2009 台湾
1CF1 XC100M SE504 2010 台湾
1CF2 XC100MA SE505 2010 台湾
1CF3 XC100M SE504 2011 台湾
1DW1 XC100N C1DW1 2011 ベトナム
1CF4 XC100M SE504 2012 台湾
1CF5 XC100M SE505 2012 台湾
1DW2 XC100N C1DW1 2012 ベトナム
1CF6 XC100M SE504 2013 台湾
1CF7 XC100M SE504 2013 台湾

台湾での売り上げとは対称的にベトナムでは売れなかったため、2年で発売を中止してしまう。

台湾のヤマハでは数年前まで 50cc クラスのモデルが何車種もあったのだけど、現在では Vino のみとなっている。これは、排気ガス規制とパワーの関係もあり、人々の求める排気量があがってきているようである。
CUXi も多分に漏れず、排気量が 101.8cc であったものを2014年に 113.7cc にアップしている。明日は 113.7cc にアップした CUXi XC115N についてを書く予定。

TMAXの2017年モデル

ようやく2017年モデルの TMAX の情報が入ってきた。

XP530D-A [TMAX DX] 2017 BC31

まず、モデル名が変更になった。これまで排気量が 530cc に変更になっても XP500 のままであったが、2017年モデルから XP530 となる。


モデルコードは以前 BC3 と書いたが、BC3 は TMAX DX のモデルコードで、TMAX SX は BX3 に、TMAX は BV1 になる。また、それぞれのモデル名も XP530D / XP530 / XP530E となり、ABS が付くのでサフィックスに -A が付いたものとなる。
いつものようにモデル名とモデルコードを一覧にする。

code name year country remarks
BC31 XP530D-A 2017 ヨーロッパ TMAX DX
BX31 XP530-A 2017 ヨーロッパ TMAX SX
BV11 XP530E-A 2017 ヨーロッパ TMAX

機関系は2016年の 2PW から大きな変更はないものの、排ガス規制のためかマフラーは触媒が入って大きな形状変更となった。また、スペックでは減速比に変更はないが、Vベルトやドライブフェイスの部品番号が新しくなっているようなので何らかの変更がされたようである。ベルト用のドリブンスプロケットも変更になった影響で、リアのホイールも変更になっている。

話が変わるが、新しい TMAX の2017年モデルである XP530 を調べていて違和感を感じた。どうも XP530 から管理体制の変更があったみたいである。
この件についてはパーツカタログが見られるようになったとき何かしら判明すると思うので、改めて書く予定。

2017年3月14日追記
この管理体制の変更についてはパーツカタログのイラスト型式が変更になったことによるものであった。パーツカタログのイラスト変更について書いたので、そちらも参考に。