XJ6の区別

ちょっと前に XJ6S の文字を見て、これってハーフカウル版だっけ?フルカウル版だっけ?と考えてしまった。思い出すために、ここに調べて書いておく。

FZ6R_2SRA_A_00

XJ6 はヨーロッパで現在も発売していて、モデル名は XJ6N, XJ6NA, XJ6S, XJ6SA, XJ6F, XJ6FA, XJ6SAP の7種類。XJ6SAP については POLICE 用なのでここでは省略する。モデル名に A が入るのは ABS が付いているという意味で、外観は ABS の有無でほとんど変わりがないため、XJ6SAP を除くと実質3種類。


ヨーロッパでは XJ6N を XJ6 と言う名前で、XJ6S を XJ6 Diversion と言う名前で、XJ6F を XJ6 DiversionF と言う名前で販売している。ヨーロッパで現在販売しているものを表にまとめてみる。

name code pet name
XJ6N B61 XJ6
XJ6NA 36B
XJ6S 36C XJ6 Diversion
XJ6SA 36D
XJ6F BS1 XJ6 DiversionF
XJ6F 1DG

そして、肝心の写真を XJ6N, XJ6S, XJ6F の順で。

XJ6NA_36BH_A_00
XJ6N
XJ6SA_36DE_A_00
XJ6S
XJ6F_BS11_A_00
XJ6F

一時期、同系エンジンを搭載していた FZ6 と併売していた上に、北米では XJ6F を FZ6R として販売していたので、わかり辛かった。

FZ6 は2009年に販売終了となったが、北米での FZ6R と言う名前の XJ6F は継続して発売されている。下はカナダのヤマハにある web 版パーツカタログ。FZ6R と共に XJ6F とも書かれている。

FZ6R_XJ6F_36P3_epc

と言うことで、XJ6N がカウル無し、XJ6S がハーフカウル、XJ6F がフルカウルと覚えておく。XJ6S がどちらか迷ったら、XJ6SAP を思い出せば良い。

Vino125 – ビーノの125cc版

今日は Vino の 125cc 版である Vino 125 を。

VINO125_5YRA_A_00

Vino 125 は、2000年に台湾で登場した。この最初の Vino は Vino Bianco 125 という名前で、モデルコードは 5JS だった。


Bianco R というモデルも出て、このモデルコードは 5JS2。Bianco R は Vino R 125 など、別な呼び方もされている。

BiancoR_5JS2_logo

今回は Bianco は除外し(実はあまり資料がないのもある)、2004年から台湾や北米で発売されていた 5YR の系統を。

code name year country
5YR1 YJ125S 2004 USA
5YR2 YJ125S 2004 カナダ
5YR3 XC125VG 2004 台湾
5YR4 YJ125T 2005 USA
5YR5 YJ125T 2005 カナダ
5YR6 YJ125V 2006 USA
5YR7 YJ125V 2006 カナダ
5YR8 YJ125W 2007 USA
5YR9 YJ125W 2007 カナダ
5YRA YJ125X 2008 USA
5YRB YJ125X 2008 カナダ
5YRD XC125VE 2009 USA
5YRE XC125VF 2009 カナダ
5YRF XC125Z 2010 USA
5YRG XC125Z 2010 カナダ
5YRH XC125A 2011 USA
5YRJ XC125A 2011 カナダ

5YRD から XC125 とモデル名の変更があるが、資料によっては YJ125 のままであったりと統一が取れていない。カナダの web 版パーツカタログでは、それ以前でも XC125 が付いていたりして、何が正解なのかよくわからない。手元の資料をいくつか参考にして、上記の表のようにしたが、YJ125 と XC125 と両方で呼ばれていることに留意してもらいたい。

Vino125_5YR9_ep_cat_00

残念なことに、この Vino 125 は2011年モデルを最後に発売を終了してしまった。ちょっとモデル年が離れているが、台湾モデルと北米モデルの比較をしてみる。

VINO125_5YR3_A_00
台湾向け 5YR3
VINO125_5YRD_B_00
US 向け 5YRD

見た目での違いは、リアのウィンカーやリフレクタ、キャリアが確認できる。キャリアはグラブバーと分かれていて、ヤマハの部品情報検索で黒いキャリア 5JS-F4842-00-1V を探すと販売終了だけど、メッキの 5JS-F4842-00-98 は5206円で在庫あり。ひょっとしたら入手できるかもしれない。

外見以外で一番大きな違いは、ガソリンタンクの容量で、台湾向けの方が量が多く 5.1 リットルとなっている。一方の北米向けは 4.5 リットル。ガロン換算での誤差とかではなく、タンクの部品番号から違う。また、重さの確認はできなかったが、ウェイトローラーの重さも異なっている。キャブレタやマフラーの部品番号も異なるので、入手して比較するのも面白そうである。