HW125 Xenter 125の年式

今日は予告通り、HW125 についてを。ヤマハでは Xenter 125 の名前で、MBK では Oceo の名前で発売されていた。

HW125 2012 53B2 [MBK Oceo]
HW125 53B2 Oceo

エンジンは HW151 のボアを 6mm 減らしたもので、エンジン特性以外のスペックは HW151 と全く同じとなっている。


HW151 と同様に2011年末に発売され、一応現役のモデルである。ヨーロッパと南アフリカ向けのモデルなのだが、なぜか日本のグッドデザイン賞を受賞していたりする。ヤマハは日本での発売を考えていたのだろうか。そんな HW125 のモデルコード一覧を。

code name year country remarks
53B1 HW125 2012 欧州
53B2 HW125A 2012 フランス、スペイン MBK Oceo
53B3 HW125 2014 欧州
53B4 HW125A 2014 フランス、スペイン MBK Oceo
53B5 HW125 2016 欧州、南アフリカ
53B6 HW125 2017 欧州、南アフリカ

MBK Oceo はモデル名が HW125A となっているが、確認したところ ABS が付いているわけではない。これ以外に MotoGP という特別仕様が発売されたが、オプション装着車の扱いだったようである。
モデル数が少ないので、カラーリング一覧も。

code year photo
53B1 2012 BLACK METALLIC X
HW125 53B1 A


WHITE METALLIC 1
HW125 53B1 B


DULL BLUE 8
HW125 53B1 C
53B2 2012 BLACK METALLIC X
HW125 53B2 A


WHITE METALLIC 1
HW125 53B2 B
53B3 2014 BLACK METALLIC X
HW125 53B1 A


BLUISH WHITE COCKTAIL 1
HW125 53B3 B


MAT DARK YELLOWISH GRAY METALLIC 4
HW125 53B3 D
53B4 2014 BLACK METALLIC X
HW125 53B2 A


WHITE METALLIC 1
HW125 53B2 B
53B5 2015 GRAY METALLIC M
HW125 53B5 A


BLUISH WHITE COCKTAIL 1
HW125 53B3 B


MAT DARK YELLOWISH GRAY METALLIC 4
HW125 53B3 D
53B6 2016

写真で HW125 と HW151 の違いを比較しようとしたが、ヨーロッパヤマハは HW151 の写真を HW125 にも使いまわしているので比較にならなかった。別の言い方をすると、外観での違いは全くないということでしょう。見分けるには、サイドに貼られているステッカーを見ると良い。125cc 版は Xenter の横に 125 と貼られている。

HW125 ステッカー
HW125 53B6 Xenter sticker

ヨーロッパの国によってはまだ発売されているが、HW151 と同様に EURO4 の関係で在庫限りの販売でしょう。モデルチェンジするのか、後継が出てくるのかどうか、注目しながら。

HW151 Xenterの年式

今日は、ヨーロッパで発売されている HW151 Xenter の年式について。

HW151 2012 52S1 [Xenter]
HW151 52S1

ヨーロッパと南アフリカ向けのみのモデルなので、MBK で製造されたものかと思っていたが、調べてみると台湾で製造されたもののであった。


この後書くかもしれないが、125cc 版の HW125 Xenter は、MBK から OCEO としても発売されていたが、155cc 版の Xenter はヤマハからのみの発売。
ヨーロッパの一部の国では2016年モデルが現在も発売中であるが、EURO4 の関係で在庫のみの販売だと思われる。そんな HW151 のモデルコード一覧を。

code name year country remarks
52S1 HW151 2012 欧州
52S2 HW151 2014 欧州
52S3 HW151 2016 欧州、南アフリカ

155.1cc という中途半端な排気量のおかげで、ヨーロッパでも特に EU 加盟国ではメリットが少なく、販売期間が短かった国もある。さらにモデル名も HW151 と 150 でも 155 でもなく、151 という数字を使っているあたりが不思議である。

このスリムな独特のスタイリングは、メットインがないことにより生まれたもの。シート下には小物入れ程度の大きさしかない。

HW151 シート下
HW151 52S3 シート下

さらにメットインがないのを活かして、リアのサスペンションも水平に近い角度でエンジン近くに取り付けられている。

乗り心地がどれだけ違うのか、どんな動きなのか、一度乗ってみたい気がする。

HW151 は色数が少ないので、カラー一覧もついでに。

code year photo
52S1 2012 BLACK METALLIC X
HW151 52S1 A


WHITE METALLIC 1
HW151 52S1 B


DARK GRAY METALLIC M
HW151 52S1 C
52S2 2014 BLACK METALLIC X
HW151 52S1 A


BLUISH WHITE COCKTAIL 1
HW151 52S1 B


MAT DARK YELLOWISH GRAY METALLIC 4
HW151 52S2 D
52S3 2016 GRAY METALLIC M
HW151 52S3 A


BLUISH WHITE COCKTAIL 1
HW151 52S1 B


MAT DARK YELLOWISH GRAY METALLIC 4
HW151 52S2 D

ヤマハヨーロッパにあった WHITE METALLIC 1 と BLUISH WHITE COCKTAIL 1 の写真を見比べてみたが、同じ写真を使っているようなので上でも同じものを使った。実際のところ、どのぐらい色が違って見分けられるものなのだろうか。
HW151 ついでに次回は HW125 の年式についてを。