AT135の年式

今日は AT135 の年式についてを。AT135 はタイ、ベトナム、マレーシアで発売されていたモデルで、2008年に発売された。

AT135C 2010 5P08 [NOUVO Elegance]
AT135C 5P08

実を言うと、何を取り上げようかアルファベット順に最初から見ていて、AF115 は一部取り上げたし、AG100, AG175 は1970年代が入るので却下, AG125 は現役、AG200 も現役、AL115, AL125 も MIO を取り上げているし、AS1 は1960年代、ということで AT シリーズを取り上げることに。AT115 は50モデル以上あるので、まずは AT135 からにとなった。


AT135 は NOUVO の名前で販売されており、ベトナムでは NOUVO LX という名前で、タイでは NOUVO Elegance という名前で、マレーシアでは NOUVO LC という名前で発売されていた。その AT135 の年式一覧を。

code name year country remarks
5P03 AT135 2008 タイ キャストホイール
5P04 AT135 2008 タイ
5P11 AT135 2008 ベトナム キャストホイール
5P05 AT135 2009 タイ キャストホイール
5P06 AT135 2009 タイ
5P13 AT135 2009 ベトナム キャストホイール
5P21 AT135 2009 マレーシア キャストホイール
5P01 AT135C 2010 タイ キャストホイール
5P02 AT135 2010 タイ
5P14 AT135 2010 ベトナム
5P15 AT135C 2010 ベトナム キャストホイール
5P16 AT135C 2010 ベトナム キャストホイール
5P22 AT135 2010 マレーシア キャストホイール
5P07 AT135 2011 タイ
5P08 AT135C 2011 タイ キャストホイール
5P17 AT135C 2011 ベトナム キャストホイール
5P18 AT135C 2011 ベトナム キャストホイール
5P24 AT135C 2012 マレーシア キャストホイール
5P25 AT135C 2014 マレーシア キャストホイール

AT135 は全てキャブレタのモデルで、TPS(Throttle Position Sensor) 付きキャブレタだった。東南アジアらしい大径ホイールは、キャストホイール版でチューブレスタイヤを採用しており、それを支えるフレーム自体は AT125 と共通だった。

AT135C 2014 5P25 [NOUVO LC]
AT135C 5P25

この排気量での AT135 の後継は発売されず、NOUVO シリーズも2016年を最後に発売が終了してしまった。次回はその NOUVO シリーズの最終にもなった AT125 の年式の予定。

RT100のカラー

今日は前回の続きで、 RT100 のカラーについてを。コンペティションモデルなので、そんなにカラーバリエーションはないのだけど。

RT100H 1996 3UL7
RT100H 3UL7

写真でもわかるように、空冷に前後ドラムブレーキにツインショックなので、競技で使用するというより fun ride としての trail モデル。少なくとも日本では、土地の関係で所有する人が少ないだろうということで発売されなかったのでしょう。


シルエットでは、ダブルクレードルのフレームに長く伸びたマフラーが特徴的。装備重量は 79kg と軽量で、車体サイズもそれほど大きくないため、若年向けの入門モデルとして使われることが多かった。いつものようにカラー一覧を。

code year photo
3UL1 1990 YAMAHA BLACK
RT100A 3UL1 A


WHITE
RT100A 3UL1 B
3UL2 1991 PURPLISH WHITE SOLID 1
RT100B 3UL2 A
3UL3 1992 PURPLISH WHITE SOLID 1
RT100D 3UL3 A
3UL4 1993 PURPLISH WHITE SOLID 1
RT100E 3UL4 A
3UL5 1994 PURPLISH WHITE SOLID 1
RT100F 3UL5 A
3UL6 1995 PURPLISH WHITE SOLID 1
RT100G 3UL6 A
3UL7 1996 PURPLISH WHITE SOLID 1
RT100H 3UL7 A
3UL8 1997 INK BLUE
RT100J 3UL8 A
3UL9 1998 DEEP PURPLISH BLUE SOLID E
RT100K 3UL9 A
3ULA 1999 DEEP PURPLISH BLUE SOLID E
RT100L 3ULA A
3ULB 2000 DEEP PURPLISH BLUE SOLID E
RT100M 3ULB A

一覧を見ると、コンペティションモデルにヤマハらしい青色を採用しているのは、この頃からということがわかる。コンペティションモデルなのだけど、カナダ向けにはフロントプレートの横とリアフェンダーにサイドリフレクタ、フェンダー後部にもリフレクタが付けられていた。3UL9 のパーツカタログでは、リアのリフレクタについてはオーストラリア向けの装備と記述があるが、間違いでしょう。

この後は TT-R90 / TT-R125 の TT-R シリーズにポジションを譲る流れとなる。