「発売予想」カテゴリーアーカイブ

M-SLAZの2018年モデルか

昨日、タイヤマハの web ページに M-SLAZ が掲載された。何故か、他の写真と違ってサイズが大きかったりと、表示が崩れた感じとなっていた。

TFX150 2018? [M-SLAZ]
TFX150 2018 Thai

その写真もカスタマイズされたようなもので、一体どうしてしまったのだろうという感じで。そして、理由はわからないがこの M-SLAZ の写真は直ぐに消えてしまった。


発売になったので、2018年モデルのことを書こうと思っていたのに、というところである。せっかくなので発売を待たずに、書いてしまおうと。
まず、2018年モデルの M-SLAZ は2017年モデルと同じで2つのモデルが発売される。通常モデルと特別モデルの2種類。

code name year country remarks
B484 TFX150 2018 タイ
B485 TFX150 2018 タイ 特別モデル

B485 の特別モデルのホイールは黄色が強い緑色で、色名で言うと Light Leaf Green Solid 6 となる。上掲の写真のホイール色に近いもの。特別モデルは2017年の B483 と同じで、カラーリングに違いがあるが装備は同じ。
色情報ももらったので、その一覧を。

code year colour
B484 2018 MAT BLUE METALLIC 3
BLACK METALLIC X
BLUISH GRAY PEARL 1
MAT WHITE METALLIC 1
B485 2018 MAT WHITE METALLIC 5

2017年にあった黄色が無くなって白色が追加された感じ。特別モデルは白となっている。上掲の写真は特別モデルの白なのだろうか、ちょっと微妙なところ。

1つ気になる情報をもらった。タイのパーツカタログでは、車体のカラー写真が入ったり、ステッカーのカラー見本ページが入ったりしていたが、この B484 / B485 のパーツカタログにはなかったそうである。今回たまたまなのか、それともこれからタイのパーツカタログでは無くなってしまうのか、今後が気になるところである。

Special thanks to Nitipong

CE50最後のヤマハ製JOGか

CE50 の新しいフレーム型式についての情報をもらった。CE50 JOG は既に2017年モデルを出しているので、え?と思ったが調べてみると確かに出そうな雰囲気である。

JOG
JOG

少しセンセーショナルなタイトルを付けたが、昨年10月にヤマハ発動機は 50cc の原付において2018年中にホンダより OEM 供給を受けると発表した。折しも継続販売中のモデルも新しい排出ガス規制の対象となる時期が夏と迫っている時期である。来年から OEM 供給を受けるのに、あえて規制後に発売するとも思えず、これがヤマハ発動機製の最後の JOG になるのではないかと。


昨年末にヤマハ発動機は JOG の2017年モデルを発表し、販売中である。この JOG のモデルコードは引き続き 3P3 を使っているのだけど、3P3U から振られており 3P3P ~ 3P3T が開いた状態になっていて不思議に思っていた。今回の2回目の2017年モデルで、その開いた4つが埋められた感じとなった。その 3P3 モデルを一覧にしてみる。

code name year frame remarks
3P31 CE50 2007 SA36J
3P32 CE50D 2008 SA39J
3P33 CE50ZR 2009 SA39J ZR
3P34 CE50 2009 SA36J
3P35 CE50D 2009 SA39J
3P36 CE50 2011 SA36J
3P37 CE50D 2011 SA39J
3P38 CE50ZR 2011 SA39J ZR
3P39 CE50 2013 SA36J
3P3B CE50ZR 2013 SA39J ZR
3P3C CE50 2013 SA36J
3P3D CE50D 2013 SA39J
3P3E CE50ZR 2013 SA39J ZR
3P3F CE50P 2015 SA36J PETIT
3P3G CE50 2015 SA36J
3P3H CE50D 2015 SA39J
3P3J CE50ZR 2015 SA39J ZR
3P3K CE50 2015 SA55J
3P3L CE50D 2015 SA56J
3P3M CE50ZR 2015 SA56J ZR
3P3N CE50P 2015 SA55J PETIT
3P3P CE50J 2017 SA57J
3P3R CE50S 2017 SA58J DELUXE
3P3S CE50ZR 2017 SA58J ZR
3P3T CE50P 2017 SA57J PETIT
3P3U CE50J 2017 SA55J
3P3V CE50S 2017 SA56J DELUXE
3P3W CE50ZR 2017 SA56J ZR
3P3X CE50P 2017 SA55J PETIT

新しいモデルは、フレーム型式がディスクブレーキモデルについては SA58J に、ドラムブレーキモデルについては SA57J となる。

このモデルでは何が違っているのか、こっそり聞いてみたところによると、チャコールキャニスターが付いているが 50km リミッターなどは付いていなく、マフラー・インジェクタ・駆動系・ECU の変更も無いそうで、排出ガス規制前としてのモデルのようである。来月には出るのではないかと言う話で。

流れを考えると、このモデルがヤマハ発動機製の最後の JOG になってしまいそうである。先日ある方と喋っていて、中山雅史の JOG アプリオの CM の話が出て、懐かしい思いをする機会があった。人それぞれの思い出の JOG があったりするのだろうなと思った瞬間でもあった。そんな少しノスタルジアを感じながら、世界は変わっていくのでしょう。

2017年8月1日追記
ここで書いたモデルが、28年度排出ガス規制対応モデルとして2017年7月25日に発表された。最後の JOG になるかはわからないが、2018年モデルとして Movistar Yamaha MotoGP Edition も発売されたこともあり、しばらくは継続販売されそうである。