今日は2018年モデルの 190cc を超えて、250cc までのモデルを。
XT250 B7C1 [SEROW] |
日本では排ガス規制の影響で、250cc クラスのモデルが減っていく一方で、売り上げ減も影響してラインナップが少なくなっている現状である。
200cc クラスから 250cc クラスまで、まとめて書いても良かったが、200cc クラスは2モデル、230(223)cc クラスは1モデルだけなので、分けて書くことにする。まずは、200cc クラスの一覧を。
name | code | country | remarks |
---|---|---|---|
TW200J1 | B75A | USA | |
TW200J1C | B75B | カリフォルニア | |
TW200J1 | B75C | カナダ | |
AG200FE | BP27 | ボリビア | |
AG200F | BP28 | ボリビア | |
AG200FE | BP29 | アフリカ | |
AG200F | BP2A | アフリカ | |
AG200FEJ | BP2B | 豪州 |
200cc クラスは、TW200 と AG200 の2モデルのみで、どちらも息の長いモデル。どちらも日本で発売していたが、かなり前に発売終了となっている。未だ生産しているということは、部品も手に入るということで、オーナーとしてはありがたい存在となっている。
続けて、230(223)cc クラスの一覧を。
name | code | country | remarks |
---|---|---|---|
TT-R230 | 30SB | ブラジル | |
TT-R230J | B68A | USA | |
TT-R230J | B68B | カナダ | |
TT-R230 | B68C | 南アフリカ、豪州、 ニュージーランド |
このクラスは TT-R230 のみで、エンジン自体は昔の XT225 SEROW や TW225 と同系エンジンとなっている。200cc クラスの TW200 / AG200 と違って、TT-R230 はブラジル製造となっているのと、日本で発売されていないため、エンジン周り部品の入手については期待できないものとなっている。
今日のメイン、250cc クラスのモデル一覧を。
name | code | country | remarks |
---|---|---|---|
XV250J | 1BE9 | 豪州 | |
YZ250F | 1SMM | USA、カナダ | |
YZ250F | 1SMN | 欧州 | |
YZ250F | 1SMP | 日本 | |
YZ250F | 1SMR | 南アフリカ、豪州、 ニュージーランド |
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YZ250J2 | 1SSS | USA、カナダ | |
YZ250 | 1SST | 欧州 | |
YZ250 | 1SSU | 日本 | |
YZ250 | 1SSV | 南アフリカ、豪州、 ニュージーランド |
|
YZF-R25 | 1WDH | インドネシア | |
XT250J1 | 1YBV | USA | |
XT250J1C | 1YBW | カリフォルニア | |
XT250J2 | 1YBX | カナダ | |
XT250J | 1YBY | 豪州 | |
WR25RJ | 2CFG | USA | |
WR25RJC | 2CFH | カリフォルニア | |
WR25RJ | 2CFJ | カナダ | |
XTZ250Z | 2DD6 | メキシコ、コロンビア | TENERE |
WR250FJ | 2GBF | USA | |
WR250F | 2GBG | カナダ | |
WR250F | 2GBH | 欧州 | |
WR250F | 2GBJ | 南アフリカ、豪州、 ニュージーランド |
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XTZ250 | 2PS5 | アルゼンチン | |
YS250 | 2SL4 | 中国 | FAZER |
YZF-R25A | 2WD7 | インドネシア | |
YZF-R25 | 2YD6 | マレーシア | |
XV250J | 46BN | USA | V STAR |
XV250JC | 46BP | CALIFORNIA | V STAR |
XV250J | 46BR | カナダ | V STAR |
XTZ250 | 4B4E | ブラジル | LANDER |
XTZ250Z | 53PC | ブラジル | TENERE |
XTZ250 | 56DC | メキシコ、ペルー | |
MTN250 | B047 | インドネシア | MT-25 |
YZF-R25 | B0E1 | 日本 | |
MTN250 | B1E1 | 日本 | MT-25 |
YZ250FX | B29G | USA | |
YZ250FX | B29H | カナダ | |
YZ250FX | B29K | 南アフリカ、豪州、 ニュージーランド |
|
YZ250FX | B29L | 日本 | |
MTN250-A | B2E1 | トルコ | MT-25 |
XT250 | B7C1 | 日本 | SEROW |
XG250 | B8C1 | 日本 | TRICKER |
FZN250 | B8H1 | アルゼンチン | FZ25 |
FZF250 | BC41 | インド | FAZER 25 |
FZN250-A | BC51 | ブラジル | FAZER |
YZ250XJ | BF1A | USA | |
YZ250X | BF1B | 日本 | |
CZD250-A | BG62 | 日本 | XMAX |
CZD250-A | BG63 | トルコ | XMAX |
CZD250-A | BG64 | インドネシア | XMAX |
WR250RJ | BN35 | 豪州 | |
YZF-R25A | BS81 | 日本 | |
YZF-R25A | BS82 | トルコ | |
CZD250-A | BU81 | マレーシア | XMAX |
世界的に公道走行可能モデルで 250cc クラスの需要があるのが、日本とインドネシアとマレーシアとトルコのみとなっているため、日本で発売されるモデルはインドネシア頼みになっているところが大きい。日本での需要が減っている中で、インドネシアはありがたい存在。
240cc 台の排気量を持つ 250cc クラスのモデルコードは10年前の2008年には49あったが、2018年は51とほぼ同じぐらいとなっている。公道向けモデルに限ってみると、2018年の37から2018年には35と、やはり同じぐらいである。2008年に日本では YP250 MAJESTY がまだ発売されていて、XG250 TRICKER や XVS250 DRAGSTAR などがあったが、2018年ではその減ったモデル数分はインドの FZN250 [FZ25] やブラジルの XTZ250 [LANDER] など、アジアや中南米向けモデルが増えたことでバランスが取れた形となっている。
250cc という排気量は世界的に見ると少し特異な位置づけではあるが、アジアや中南米ではこれから増えていくと半分期待しながら、様子を伺っている。
2019年1月17日追記 抜けていたモデルを2つ追加した。 |