本日、新しい JOG が発表になった。かねてからの話であったホンダとの協業が実現し、ホンダ製の JOG となる。
JOG 2018 エンジン |
2016年10月の協業発表から1年半、とうとう現実となった。本当にそんな時代がやってきたのかと、複雑な気分である。
ベースはホンダの DIO かと予想していたが、TACT がベースとなる。現行の JOG も入れて写真で比較をしてみる。
HONDA TACT |
YAMAHA JOG 2018 |
CE50 2017 3P3V [JOG] |
TACT のフロント周りを変えて JOG っぽくしたような感じで、バッジだけを付け替えた OEM ではなく、一応カスタマイズされたものである。ちょっとリアとのバランスが悪い感じもするけど、そこまでは無理を通せないのもあるのでしょう。
ホンダ製になったことで、ブレーキレバーにロックが付く。特許の関係で他社ではあまり採用されないため、ありがたい装備。
ブレーキレバー |
他にも Deluxe ではアイドリングストップ機能も搭載し、ホンダ感が出ている。
今のところ、モデルコードは不明。それ以前にヤマハ製のモデルコードと共通で付けられるのか、ホンダのものが使われるのか。エンジン型式は AF74E なのでホンダのルールと言うか、ホンダが使っているまま。フレーム型式は AY01 で、これまでヤマハが付けていた SA57J のようなルールではなく、ホンダのルールでもない。同時発表の VINO は AY02 なので、これからこのルールが使われそうである。
部品の管理もどうするのかなど、まだ色々と不明なところが多い。一時期あったスズキとカワサキの協業のように長続きしない可能性もあるだろうし、しばらく様子を見るしかなさそうである。
第一種原付の需要と未成年ライダーは絶滅危惧種から絶滅確定種になってますよね、自分はいい時代に引っ掛かったんだなと思うことにします。
あえて原付の運転免許を取って乗る人は、もう少ないのでしょうね。確かに悩むほど色々なモデルが出ていた時代は、今思うと良い時代だったと思えます。
この際、フランスやイタリアと同じように原付免許を14歳からにしたらと思ったのですが、あまり変わらない気もしてきました。