ヤマハの2012年の資料によると、ポリス向け自動二輪車として FJR1300AP, XJ900P, XJ6SAP, XV250P が発売されているとある。
XV250P 以外については確認していて、その他については時期を見てまた書こうかと思う。このラインナップはそれから変わっていないと思っていたが、ヨーロッパにて MT-09 のポリス仕様が発売されていた。ベースは MT-09 TRACER で倒立フォークのまま採用されている。
モデルコード は B56 で、確認しているのは以下の3モデル。
code | name | year | country |
---|---|---|---|
B561 | MT09TRP | 2016 | フランス、ベルギー |
B562 | MT09TRP | 2016 | 欧州 |
B563 | MT09TRPG | 2016 | 豪州 |
黒い前側エンジンプロテクタの部品番号は、右側が B56-2840M-00 で、左側が B56-2840K-00 になる。日本で手に入るかは不明。
面白いことにバッテリーを2つ積んでいる。シート下の工具入れのところに無理やりに押し込めているのだろうか。少し謎であるが、それだけ電装での消費があるようである。
この MT-09 の白バイは、白バイのためだけに作り続けられている XJ900P の代替となるのか注目していきたい。日本での採用はないだろうな。