XF50 の各国向けの比較をしてみる。
車体色の都合上、Giggle ではなく Booster X の写真を使ったが、装備に関しては Giggle も Booster X も同じ。
XF50 VOX 2007 3B35 日本![]() |
XF50 C3 2007 3B32 USA![]() |
XF50 Booster X 2007 15P2 ヨーロッパ![]() |
北米向けはフロントフォーク横にリフレクタが確認できる。同様に日本以外では、後部にも横に向いたリフレクタが装着され、ウィンカーもビルトインのものではなくなっている。
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ヨーロッパ向けは 50cc でも二人乗り可能なようで、シートにはベルトが装着されていて、後側までシートが厚くなっている。
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ステップにもパッセンジャー用の簡易的な足置きがある。足の短い日本人だったら、ここに届かないかもしれないな。
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他にもヘッドライトのレンズが日本向けだけ丸みを帯びているものだったりと細かな違いがある。
話を少し変えて、wikipedia の英語版には、XF50 の速度抑制について書かれている。駆動系のワッシャを外すとトップスピードが少し上がるのだとか。このワッシャは部品番号で言うと 90201-13802 のことで、youtube にその解説もあるので、気になる人は探してみては。
wikipedia にはもう1つ、ドライブフェイス側プーリーの部品番号が Giggle/Booster X のみ異なっていて、そのためヨーロッパ向けは 50km/h しか出ないとの記述もあった。ヨーロッパの方が制限が厳しいけど、二人乗りは可能なのか。
個人的には 50cc に乗らないので、125cc エンジンを搭載した VOX があれば買っていただろうなと思う。