今日は2020年モデルのうち、140～160cc の一覧を。今年はマレーシアの T135 が発売されなかったため、125～140cc の排気量帯は空白となってしまった。140cc～160cc の排気量帯は最近アジア圏での発売が多いためモデル数が多く、国によって販売名も違っていたりもするので、毎年確認が大変な状況である。

WR155 B3M1 [WR155R]

この排気量帯の新モデルで目を惹くのは、WR155 と MTM155 [XSR155] で、どちらも同系エンジンを搭載しているが、うまく仕上げている。日本でどれだけ注目されているかのバロメーターとして、輸入業者が輸入しているかどうかということがあげられるが、どちらも輸入されている状況である。

140～160cc 排気量帯、150cc クラスの一覧を。数えると、モデル数は109あったため、今日はこのクラスだけの表になった。

FZN150 / FZH150 や SZ150 など、インドで製造されていたモデルがだいぶ少なくなってしまって、そろそろ発売終了になってしまいそうである。
上記の表以外に、ブラジルで製造されたいくつかのモデルも確認ができているが、資料が無いため除外している。2020年になっても、インド製造、中国製造、ブラジル製造には不明なモデルが存在する状況である。

次回は DT175 がある 175cc クラスから、250cc クラスまでの予定。

今日は2020年モデルのうち、排気量が 120cc～125cc の 125cc クラスについてを。アジアの中でも法規上 125cc 制限の区切りがない国では、排出ガス規制と共に 150cc クラスに移行していることもあって、モデル数は減っていると思っていた。しかし、数えてみると昨年の106モデルから114モデルと少し増えていて、インドでの LCG125 / LCX125 発売がモデル数増加の大きな要因となっている。

GQR125 B8R1 [CYGNUS GRYPHUS]

2020年モデルの 125cc クラス一覧を書いていて、昨年2019年モデルの 125cc クラス一覧でいくつか誤記を見つけたため、昨年のモデル一覧を修正をしていたりする。仕向け国を間違っていたり、カナダ向け YW125 に ZUMA と入れてしまっていたりである。この感じだと、今年もいくつか間違いが入ってそうである。

今回のメインというか、125cc クラスしかないけど、2020年モデルの一覧を。ざっと 125cc クラス一覧の表を眺めると、YC125 も終了してしまったので、スクーター以外の公道モデルが少なくなった印象である。

2020年に新発売されたモデルは、インドで LCG125 [RAY ZR] と LCX125 [Fascino] が、台湾で GQR125 [CYGNUS GRYPHUS] がある。台湾では排出ガス規制の所謂七期が今年から始まっているため、来年のモデルは先日書いた Vinoora や BW’S など増えそうである。

次回は 150cc クラス一覧の予定だけど、モデル数が100を超えなければ、その上の 175cc クラスと 200cc クラスと、230cc クラスも入れる予定である。ざっと見てみたら、100は超えそうな感じがするけど。