タイでAEROX155の2018年モデル発売

週末に海外視察などをしていて、すっかり更新が開いてしまった。今日、タイで AEROX 155 の2018年モデルが発売になった。そのモデルと、他の国の GDR155 の様子についても。

GDR155 2018 BF66 [AEROX 155]
GDR155 BF66

引き続き、Standard Version, R Version, A Version の3種類の発売となる。年式を追うごとにバリエーションが少なくなることがよくあるのだけど、まだそんな状態にはないようである。


AEROX 155 / NVX 155 である GDR155 の中でも、タイ向けのカラーは黄色などを使って派手な感じがある。見ていて他の国向けよりも目を惹くので楽しい感じである。そんな2018年モデルの GDR155 のカラーを。

code photo
BF65 LIGHT REDDISH YELLOW SOLID 1
GDR155 BF65 A


MAT BLACK 2
GDR155 BF65 B
BF66 MAT BLUE CANDY 1
GDR155 BF66 A


MAT BLACK 2
GDR155 BF66 B
BF67 MAT WHITE METALLIC 5
GDR155 BF67 A


MAT VIVID RED METALLIC 1
GDR155 BF67 B

と言うことで、タイ向けのモデルコード一覧を。せっかくなので、2017年モデルも入れて。

code name year remarks
BF61 GDR155 2017 Standard Version
BF62 GDR155-R 2017 R Version
BF63 GDR155-A 2017 A Version
BF64 GDR155-R 2017 Moto GP Edition
BF65 GDR155 2018 Standard Version
BF66 GDR155-R 2018 R Version
BF67 GDR155-A 2018 A Version

他の国の GDR155 に目を向けると、ベトナムでは一足先に NVX155 の2018年モデルが出ている。ベトナムでは Standard Version と A Version しか発売になっていないが、125cc 版の NVX125 が発売となっている。

GDR155 2018 B636 [NVX155]
GDR155 B636

ベトナム向けのモデルコード一覧を。タイ向けと同様に、2017年モデルも入れた。

code name year remarks
B631 GDR155 2017
B633 GDR155-A 2017 A Version
B634 GDR155-A 2017 Camo Version
B635 GDR155 2018
B636 GDR155-A 2018 A Version
B637 GDR155-A 2018 Limited

フィリピン、インドネシアではまだ2018年モデルが発売になってないようであるが、インドネシア向けのモデルコードがわかっているので、2017年モデルも入れたモデルコード一覧を。

code name year remarks
B651 GDR155 2017
B652 GDR155-R 2017 R Version
B653 GDR155-A 2017 S Version
B65A GDR155 2017
B65B GDR155-R 2017 R Version
B65C GDR155-A 2017 S Version
B65D GDR155-R 2017 MOVISTAR
B657 GDR155 2018
B658 GDR155-R 2018 R Version
B659 GDR155-A 2018 S Version
B65E GDR155 2018
B65F GDR155-R 2018 R Version
B65G GDR155-A 2018 S Version

どうしてこんなモデルコードになってしまった、という感じになっている。こんな並びになっている理由については、インドネシアで2018年モデルが発売されたときに調べてみたいと思う。

X-MAX125のポリス向け

ヨーロッパで発売になっている X-MAX 125 のモデルコードは BL21~BL23 と以前書いた。

YP125RA 2018 BL21 [X-MAX 125]
YP125RA BL21 C

そんな X-MAX 125 だけど、ヨーロッパのオンラインパーツカタログのページを見て驚いた。BL23 のモデル名に YP125RA X-MAX 125 ABS POLICE と出ているのである。

BL2 MODEL

何が珍しいかと言うと、Police 向けモデルのパーツカタログが一般に公開されている場所にあること。
例えば、FJR1300 の Police 向け FJR1300AP や FJR1300P-A はヨーロッパでも発売されているが、そのパーツカタログについては公開されていない。MT-09 Tracer の Police 向けも同様である。


せっかく公開されたのだからと、BL21 と BL23 で何か違いがあるのか比較してみたが、色に関する部分以外は全く同じだった。一部、BL21 でのミスが修正されているぐらい。

YP125RA BL21 のパーツカタログ
イラストでは4まで番号が振られているが、実際は2までしかない。BL23ではイラストが修正されている。
YP125RA BL21 Parts Catalogue Fig 40

このことから、Police 向けの装備はオプション扱いのようである。そのために、一般公開されているのかもしれない。実際にはどんな姿になるのか楽しみであるが、トリシティ125の Police 向けを見る限り、箱とスピーカーとパトライトが付いて終わりのような気もする。

MW125P Police
MW125P Police

日本でも発売してくれると、見応えがある警察スクーターとなるのだろうけど、ちょっと難しそうである。