YA50 のカラー(日本向け)

最近かなり更新時間が開くが気にせずに、今日は YA50 の日本向けカラー一覧を。と言っても、だいぶ抜けがあるため、ボツにしようか悩んだところだけど。

YA50D 1997 3VPA [AXIS]
YA50D 1997 3VPA

YA50 AXIS は当時発売されていた JOG よりも洗練されたデザインで、価格も数万円高い設定であった。特に真後ろから見たストップランプより上のデザインは特徴的で、交差点で前にいるのがすぐにわかるほど。そんな姿も最近ではほとんど見かける機会がなくなってしまった。


その日本向け YA50 のカラー一覧を。パーツカタログを見る限り右横からの写真はあるため、製品写真は撮っている筈である。裏を返すと抜けているのは私の収集能力不足と言える。

code year photo
3VP1 1990 BLACK 2
(写真なし)


WHITE COCKTAIL 1
(写真なし)


COSMIC BLUE
(写真なし)
3VP2 1990 BLACK 2
YA50 3VP2 A


WHITE COCKTAIL 1
YA50 3VP2 B


FROST SILVER
YA50 3VP2 C
3VP3 1991 COMPETITION SILVER
(写真なし)


BLACK METALLIC 2
(写真なし)
3VP4 1991 BORDEAUX RED
YA50 3VP4 B


DARK GRAYISH BLUE METALLIC 1
YA50 3VP4 C


BLACK METALLIC 2
YA50 3VP4 D
3VP5 1992 BLACK 2
YA50 3VP5 A


CAMELLIA GREEN
(写真なし)
3VP6 1992 BLACK METALLIC 2
(写真なし)


SILKY WHITE
YA50 3VP6 A
3VP7 1994 BLACK METALLIC 2
YA50 3VP7 A


COMPETITION SILVER
YA50 3VP7 B
3VP8 1994 BLACK METALLIC 2
YA50 3VP8 A


BORDEAUX RED
YA50 3VP8 B


DARK GRAYISH BLUE METALLIC 1
YA50 3VP8 C
3VP9 1997 BLACK METALLIC 2
YA50 3VP9 A


COMPETITION SILVER
YA50 3VP9 B


VERY DARK BLUE METALLIC 3
YA50 3VP9 C
3VPA 1997 BLACK METALLIC 2
YA50 3VPA A


DARK GRAYISH BLUE METALLIC 1
(写真なし)
3VPC 1997 BLACK METALLIC 2
YA50 3VPA A


DARK GRAYISH BLUE METALLIC 1
(写真なし)


COMPETITION SILVER
(写真なし)

かなり抜けがあってあっさり終わってしまったので、台湾向け YA50 と比較してみる。1991年の 3VP4 と、1991年台湾向け CABIN(勁風) 3XG1 と、さらにより日本向けに近い 1992年台湾向け CABIN(勁風 Z) 3XG2 とを写真で並べてみる。

YA50D 1991 3VP4 [AXIS] 日本向け
YA50 3VP4
YA50 1991 3XG1 [CABIN(勁風)] 台湾向け
YA50 3XG1
YA50TZ 1992 3XG2 [CABIN(勁風 Z)] 台湾向け
YA50 3XG2

台湾では 50cc クラスでも二人乗りができるため、台湾向けにはパッセンジャー用のステップが装備されている。YA50TZ [勁風 Z]は潔くスポーティーに仕上がっている。リアのキャリアは取り払われ、フロントブレーキも日本向け同様ディスクになり、フロントフェンダーも一体化された。
日本では1986年からヘルメット着用義務化されたが、台湾では罰則付きヘルメット着用義務が1997年から始まった。そのため、この時代はシート下のトランクが無いモデルがほとんどで、台湾での CABIN の名前はシート下にトランクがあることにより付けられたとのこと。

1991年の日本向け、台湾向けの諸元も比較してみる。

code 3VP4 3XG1
model YA50D YA50
country 日本 台湾
year 1991 1991
全長 1720 mm 1690 mm
全幅 630 mm 690 mm
全高 1040 mm 1040 mm
軸距 1170 mm
最低地上高 90 mm
装備重量 73 kg 78 kg
キャスター 26.0 度
トレール 69 mm
燃料容量 5.5 l
ボア×ストローク 40.0 × 39.2
排気量 49.26
圧縮比 7.2 : 1 7.5 : 1
スパークプラグ BPR6HS BP7HS-10
1次減速比 48/13 (3.692)
変速比 2.512-0.790:1 2.675-0.813:1
2次減速比 38/11 (3.454) 36/12 (3.000)
キャブレタ Y16P VM16SS
2次減速比 38/11 (3.454) 36/12 (3.000)
フロントブレーキ 155mm ディスク 155mm ディスク
前タイヤ TL 90/90-10 TL 90/90-10
後タイヤ TL 90/90-10 TL 90/90-10

圧縮比や変速比を見る限り、台湾向けの方が加速重視のようである。

モデルチェンジがいくつか出ているので、次回はその機種について書こうかと考え中。


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