今日は2019年モデル一覧の最後、1000cc を超える排気量のモデルの一覧、実質 1200cc クラスから。昨年のようにハイペースで書く時間がなかったため、時間を見つけながら書いたが、なんとか年内に書き終えた。
XV19FJ 2DF1 [STAR VENTURE] |
2019年の 1000cc を超える排気量帯では、特に新モデルやモデルチェンジがなく、消えていくモデルはあったものの、ほとんどが2018年から継続発売のみとなっている。価格からそれほど数が売れる排気量帯ではないが、フラッグシップとも呼ばれるモデルがあることを考えると、今年は寂しい一覧である。
まずは 1199cc エンジンの XT1200Z [SUPER TENERE] の一覧を。
name | code | country | remarks |
---|---|---|---|
XT1200ZE | 2KBX | ブラジル | SUPER TENERE |
XT1200Z | BP87 | 欧州、南アフリカ | SUPER TENERE |
XTZ12K | BP8A | カナダ | SUPER TENERE |
XT1200ZE | BP97 | 欧州、南アフリカ | SUPER TENERE |
XT1200ZEK | BP98 | 豪州 | SUPER TENERE |
XTZ12EK | BP99 | USA | SUPER TENERE |
XTZ12EKC | BP9A | カリフォルニア | SUPER TENERE |
XTZ12AESK | BP9B | カナダ | SUPER TENERE |
XT1200ZE | BP9C | ロシア | SUPER TENERE |
MT-07 ぐらいの排気量は東南アジアで販売されてきているが、ここまで大きな排気量はまだ及んでいない。
2020年モデルには Tenere が発売になるので、3気筒 689cc の Tenere と、2気筒の 1199cc の Super Tenere という不思議なラインナップとなる。
続けて、1298cc の FJR1300 の一覧を。FJR1300 はポリス向けが多く出たので、そこそこモデル数がある。
name | code | country | remarks |
---|---|---|---|
FJR13AK | B88J | USA | |
FJR13AKC | B88K | カリフォルニア | |
FJR13AK | B88L | カナダ | |
FJR1300-AEK | B96G | 豪州 | |
FJR13ESK | B96H | USA | |
FJR13ESKC | B96J | カリフォルニア | |
FJR13ESK | B96K | カナダ | |
FJR13PK | B9R2 | USA | POLICE 向け |
FJR1300P-A | BK5B | フランス | POLICE 向け |
FJR1300P-A | BK5C | 欧州 | POLICE 向け |
FJR1300P-A | BK5D | スペイン | POLICE 向け |
FJR1300P-A | BK5E | エジプト、南アフリカ | POLICE 向け |
FJR1300P-AK | BK5F | 豪州 | POLICE 向け |
売り上げが良くないのか、2019年モデルの FJR1300AS が出なかった。電子制御シフトへの抵抗なのか、価格が高くなったためか、その両方かもしれないけど。2019年モデルの日本向けが出なかったのも、気になるところ。
最後の最後、なんとかまだ発売されている 1679cc エンジンの VMX17 のモデル一覧を。
name | code | country | remarks |
---|---|---|---|
VMX17K | B8X1 | USA | VMAX |
VMX17KC | B8X2 | カリフォルニア | VMAX |
VMX17K | B8X3 | カナダ | VMAX |
モデルコードが新しくなったのはモデルチェンジをしたわけではなく、2013年から使っていた 2CE のモデルコードが残り1つとなってしまった理由で、新たに振られたため。
昨年は XV19 [STAR VENTURE / STAR ELUDER] のモデルがあったため、最後は 1854cc エンジンの一覧だったが、何故か2019年モデルは発売されなかった。2020年モデルは発売されているため、発売終了というわけではないので、2019年モデルが出なかった理由は何だったのだろうか。
2019年モデル一覧をなんとか年内に書き終えることができた。モデル一覧を見ると、東南アジアやアフリカ、南アメリカ以外ではモデル数がかなり減って、特に排気量の大きなモデルは厳しい状況にあると窺える。来年は世界的な自動二輪車ブームが来ないかなと期待をしながら。