今日は XJ6 の年式のうち、XJ6N と XJ6NA についてを。モデルコードの大きな分類では、20S, 36B, 1BW, 2DN, 2SJ, B40, B61 となる。このうち、B61 については 20S のモデルコードを使い切ってしまったために再割り当てされたもの。

XJ6NA 2009 36B1 [XJ6]

XJ6N / XJ6NA は2009年にヨーロッパで発売され、ブラジルでの2019年モデル XJ6NA 2SJ7 が最終となる。もっと息の長いモデルかと思っていたが年式では11年、ヨーロッパ市場では8年という販売期間であった。この後、MT-07 にポジションを譲る形に。

XJ6N と XJ6NA の年式を混ぜるか、モデルコード毎にするか、どうやって一覧にしようか悩むところだけど、ここは中間をとって XJ6N と XJ6NA とだけを分けることに。まずは、XJ6N の年式一覧を。

マレーシアで 2DN などが発売されていたのもあって、XJ6 / FZ6R シリーズは南極大陸以外の全ての大陸で発売されていたことになる。
続けて、XJ6NA の年式一覧を。

発売開始から大きな変更はなかったものの、2013年モデルからサイドカウルやヘッドライトなどの形状変更が行われている。写真で比較してみる。

XJ6N 2011 20SB

XJ6N 2013 20SF

ブラジルでは、例えば2015年モデルとして、XJ6N は 1BW8 / 1BW9 が、XJ6NA は 2SJ1 / 2SJ2 が発売されている。何故それぞれ2モデル発売されたかと言うと、シートの違いのモデルを出していたため。1BW8 / 2SJ1 はダブルシート、1BW9 / 2SJ2 はセパレートシートであった。

XJ6N 2015 1BW8

XJ6N 2015 1BW9

これはアルゼンチン向けの B401 / B402 でも同様であり、北米向けの FZ6R で採用されていたセパレートシートと同じシートのモデルを選ぶことができた。このセパレートシートを装着するにはシートだけではなく、いくつか部品の変更も必要だが、XJ6 にセパレートシートを考えているならば、この FZ6R のシートを選択肢に入れることができる。

次回は XJ6S / XJ6SA の年式一覧を。

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