今日は1週間前に中国で発売された AVENUE 125 (巡鷹) についてを。あまり情報が手に入らなくて、書こうかどうか迷ったけど。
AVENUE 125 |
先週5月22日に中国のヤマハで発表会があり、AVENUE 125 の発売が発表された。特徴的な外観で MAX シリーズの流れがあるが、〇〇に似てるなど色々言いたいところもある。ここはあえて触れずにおくことに。
既に書いたが情報があまりなく、モデル名もモデルコードも年式も今のところ不明。わかり次第追記する予定だが、中国なので詳細が判明するのは少し先になるかもしれない。中国での登録型号は JYM125T-3 となり、登録型号を見るとわかるように重慶ヤマハ製となる。
2019年7月14日追記 モデル名は LCZ125 で、モデルコードは B9M が振られて B9M1, B9M2 となった。
|
通常版と豪華版と2種類発売され、通常版は2色、豪華版は5色のラインナップとなる。せっかくなので、カラー一覧を、まずは通常版の2色を。
続けて豪華版の5色を。豪華版ではミラーやマフラーガードにメッキパーツを使っており、メットインの照明や 12V の電源ソケットも備わっている。カラーバリエーションも多いことから、こちらが販売のメインとなるのでしょう。
エンジンは LCK125 [CYGNUS GT] などと同系で、排出ガス規制の国四をクリアしたものである。同系エンジンのため、馬力やトルクも同じ値であるが、車体が大型化したため重量は 100kg 近くとなり、この重さが走りにどれだけ影響するの気になるところ。
アトラスや SOX などの輸入会社が日本に輸入するかどうかは微妙な感じである。現地の価格は日本円にすると18万円ぐらいとなるのだが、問題は車体に対してのメットインの狭さ。フルフェイスのヘルメットどころか、ジェットタイプのヘルメットさえ収まらない大きさなのである。
リアキャリアが販売されれば箱を乗せることで解決できるが、後ろへはみ出てしまうし、スタイリングも悪くなる。メットインさえなんとかなれば、個人的にも値段次第では買って良いかなと思えるモデルである。
特徴的な外観に LED ヘッドライトに12インチホイールと、魅力的な装備もあるので、どこかの会社が輸入して25万円ぐらいで売りそうな気もする。日本国内では各社 125cc をかなりの車種ラインナップしている状況なので、大幅に売れることは期待できないけど。