前回の AT135 からの流れで、今日は AT125 の年式について。と思っていたが、検索すると想定していた AT125 は既に AT125F の年式として書いていた。じゃ、どうしようかと悩んだあげく、AT125 の年式と書いてしまったからには、古い AT125 の年式を書こうということで、1970年発売の AT125 の年式について。
AT125 1971 317 |
AT125 は AT-1 の後継として発売されたモデルで、マイナーチェンジもあったが名称のルール変更により AT125 となった。1971年のモデルチェンジで、「野をかける精悍さを表現」のキャッチコピーが付けられ、ピストンリードバルブが採用される。
AT125 は販売名で、モデル名は AT1 / AT2 であったり AT125 だったりと、資料によって違っていたりする。ここでは AT1 / AT2 ということにするが、海外では一部同じモデルコードで AT3 となっていたりもする。1970年代の前半ということもあり今回は確認が大変で、少し情報に不安があったりもするが、いつものようにモデル一覧を。
code | name | year | country | remarks |
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265 | AT1 | 1970 | 日本 | AT125 |
316 | AT2 | 1972 | 国外 | AT2 / AT3 |
317 | AT2 | 1971 | 日本 | AT125 |
318 | AT2M | 1972 | 国外 | |
345 | AT2 | 1972 | 日本 | AT125 |
海外向けはどこの国へ輸出されたのかはっきりとした資料がなかったため、国外という表記にした。各年の比較をしてみる。
AT125 1970 265 |
AT125 1971 317 |
AT125 1972 345 |
この後、このフレームを使った DT125 へと繋がっていく。
予告したからにはという勢いで書いたが、1970年代なのもあってだいぶ後悔をしたりして。次回は東南アジアの AT シリーズに戻って、AT115 の年式にしようかどうしようか。