YZ65の発売

今日は2月11日に発表された YZ65 について。本当はあまりコンペティションモデルは扱わないのだけど、新設計ということで取り上げようかと。

YZ65 2018
YZ65 BR81

新設計のフレームに、新設計の水冷 64.8cc のエンジンを搭載している。車体サイズ的には子供向けで、フロントホイールが14インチ、リアホイールが12インチとなっている。


モデルコードなどについて詳細が入ってこないが、フレーム型式は CB11C になり、モデルコードは BR8 が使われて BR81 になりそうである。詳細不明のため、いつものモデルコードの表は省略して。

YZ65 BR81

昨年モデルの YZ シリーズの中で一番排気量が少ないのは YZ85 で、YZ85 ではフロントホイールが17インチの YZ85 (1SN) と、フロントホイールが19インチの YZ85LW (1SP) の2バリエーションを発売していた。YZ85 も YZ85LW も早々に2018年モデルが発売されているが、ヨーロッパなどで発売されていた YZ85LW は YZ65 の web ページ掲載と共に消されてしまったので、ヨーロッパでは発売終了になるようである。
日本と北米で発売されていた YZ85 (1SN) は北米で継続販売されているため YZ65 との併売になるようである。日本では未だに YZ65 の発表はないため、どのように扱われる予定なのだろうか。

YZ65 BR81 engine

既に色々なページに掲載されているため、スペックについては省こうと思ったが、新設計なのでエンジン周りのスペックを中心に YZ85 と比較してみる。

model YZ65 YZ85
年式 2018年 2018年
排気量 64.8 cc 84.7 cc
ボア×ストローク 43.5 × 43.6 mm 47.5 × 47.8 mm
圧縮比 8.1 : 1 8.1 : 1
キャブレター PWK28 PWK28
変速 6速 6速
全長×全幅×全高 1615 × 760 × 1000 mm 1820 × 760 × 1125 mm
装備重量 61 kg 71 kg
前輪タイヤ 60/100-14 70/100-17
後輪タイヤ 80/100-12 90/100-14

コンペティションモデルなので当たり前なのだけど、えらく重量が軽い。この重量の車体なので、64.8cc エンジンの馬力がどのぐらい出ているのかが気になるところ。

新色情報(2018年2月日本版)

XVZ13/XVZ1300 のことを書いていたら3週間近くかかってしまい、すっかりその間のことが抜けてしまった。
まず、日本向けにいくつか新色が出ているようなので、そのことについて。

GPD150 2018 [NMAX 155]
GPD150 2018

ここ1か月ほどで、スクーターなどを中心に新色の発表があった。4月から新しい生活を始める人向けの商戦が始まったのでしょう。他社は新製品を発表しているなか、ヤマハは新色追加が多くて少し寂しい感じもする。


まずは、1月26日にジョグ ZR の新色が発表された。2月10日に発売となっているので、既に発売済。このホイール色は珍しい。

CE50ZR 2018 [JOG ZR]
CE50ZR 2018

今のところモデルコードは不明で、これまで 3P3 を使っていたが、昨年発売した 2018年モデルの MotoGP Edition で 3P3Y が割り振られて 3P3 は使い切ってしまったため、新たに振り直されることになる。2月10日発売にも関わらず、ヤマハの部品情報検索ではまだ掲載されていない。

2018年3月27日追記
2017年モデルの 3P3S に、車体色の追加と言う形で掲載されていた。やはり、このモデルだけのためにモデルコードを使うのは躊躇したようである。

同じく1月26日にビーノ XC50D の新色が発表された。2月10発売で、色はパールシアン。正式は色名は「PALE CYAN PEARL 2(ペールシアンパール2)」となる。

XC50D 2018 2WPF [Vino Deluxe]
XC50D 2WPF

モデルコードは 2WPF で、このモデルコードでのカラーは

MAT DARK GRAYISH LEAF GREEN METALLIC 2
DARK REDDISH GRAY METALLIC 2
LIGHT YELLOWISH GRAY SOLID 4
DARK GRAYISH BLUE METALLIC A
PALE CYAN PEARL 2
WHITE METALLIC 1

となっている。MAT DARK GRAYISH LEAF GREEN METALLIC 2 は XC50X では発売されていたが XC50D では初めてなので新色と言えば新色なのだけど、プレスリリースでは特に書かれていない。前の XC50D である 2WPA からは、

PURPLISH RED METALLIC 5
MAT DARK GRAY METALLIC 1
BLACK METALLIC X
MAT DARK BLUISH GRAY METALLIC 2

の色がなくなっている。この4色は売り上げが悪かったのだろうか。さらに 2WP はちょくちょくモデルコードが飛んでいるので、その間の予定されていたモデルについても想像してしまう。

続けて 1月30日に BW’S 125 の新色が発表された。黄色とマットチタンの2色で、こちらも2月10日発売なので発売済。

YW125 2018 BG12 [BW’S 125]
YW125 BG12 A

モデルコードは BG12 で、このモデルは昨年7月の時点で発売予定になっていたので、かなり遅れていたことになる。当初の発売時期については、ヤマハの部品情報検索でも確認できる。

同じく1月30日に CYGNUS-X SR の新色が発表になった。こちらも2月10日発売なので、発売済。色はマットダークブルーとマットブラックの2色。マットダークブルーのホイールは色もデザインも2018年モデルのジョグ ZR と同じようである。

XV125SR 2018 [CYGNUS-X SR]
XV125SR 2018

ジョグ ZR と同様に、発売済にも関わらずヤマハの部品情報検索ではまだ掲載されていない。そのためモデルコードは不明だが、引き続き BF9 を使って BF95 になると思われる。

2018年4月20日追記
2017年モデルの BF92 に、車体色の追加されていた。1年も前に6色で発売されると書いていて、それが揃った形となった。昔書いた記事を読み返していて気が付いた。

同じく1月30日に NMAX の新色が発表になった。こちらも2月10日発売なので、既に発売済。色はブルーとマットグレーの2色。

GPD125 2018 BV3A [NMAX]
GPD125 BV3A

モデルコードは引き続き BV3 を使って BV3A となる。せっかくなので、BV3 のモデルコード一覧を。

code name year country remarks
BV31 GPD125-A 2014 欧州、南アフリカ
BV32 GPD125-A 2017 フランス、ベルギー MBK OCITO
BV33 GPD125-A 2017 UK
BV35 GPD125-A 2017 日本
BV36 GPD125-A 2017 韓国
BV37 GPD125-A 2018 欧州、南アフリカ
BV38 GPD125-A 2018 フランス、ベルギー MBK OCITO
BV39 GPD125-A 2018 UK
BV3A GPD125-A 2018 日本
BV3B GPD125-A 2018 韓国

BV34 が抜けているが、私の調査不足なのか発売取りやめになったモデルなのか、不明である。

NMAX とは排気量違いの兄弟モデル NMAX 155 も同様に発表されている。こちらは NMAX よりも10日ほど遅い2月8日の発表で、発売日も3月20日となっている。NAMX 155 はマットブラックと青の2色。

GPD155 2018 [NMAX 155]
GPD155 2018

この NMAX 155 は発売日前なのもありモデルコードが不明だが、BV4 が引き続き使われそうである。

2018年3月27日追記
モデルコードは BV4 が使われて BV48 となった。

最後に、NMAX 155 と同日に発表された FJR1300AS/A の新色について。マットブルーが発売となり、発売日は2月20日である。

FJR1300AS 2018 B958
FJR1300AS B958

モデルコードは FJR1300AS は B958 に、FJR1300A は B88H となる。

ということでここ1か月ぐらいに日本で発表になった新色についてでした。