今日は写真の話。
カタログや web ページで使われている写真、昔は右向きのことが多かった。聞いた話によると、サイドスタンドの下に下駄を入れて垂直に近い状態になったときに撮影し、後からサイドスタンドと下駄を消していた、なんてことをしていたのだとか。
最近ではデジタル技術が進み、簡単に修正ができるようになった影響なのか、左を向いた写真も多く見かけるようになった。
左向きを写すときは、特別なスタンドを使って撮影し、後から修正するのだろうなと想像していた。先日、XV250 について調べていたら、そんなスタンドと思われるものが写っている写真を見つけた。
白いスタンドのようなものが見える。こんなスタンドを使って撮影し、後から修正を入れていくのでしょう。
話はちょっと変わって。サイドスタンドに下駄を入れて撮影をすると、ちょっとしたはずみで車体が倒れてしまうことがある。そんなことがあったのではという写真がブラジルのヤマハにあった。
何気ない XTZ125 の写真に見えるのだけど、よく見るとブレーキレバーが大きく曲がっている。
さらにステップも曲がって傷が付いている。
車体にも傷のような跡が見える。
ブラジルのヤマハでの写真は、だいぶ合成している跡が見られる。このことはまた別の機会に書く予定だが、そんな技術があるなら、傷も隠せなかったのかと思ってしまう。
レバーの曲がった製品写真なんて滅多に見られるものじゃないな。