
風はあったけど二輪車が通れる風速だったみたいで、平戸大橋を押して歩くのは回避できた。 平戸大橋を渡って、平戸の港に。 おしゃれな感じに整備されていて、湾の向こうには平戸城が見えた。
平戸や一昨日行った出島で南蛮貿易が行われて、色々なものが入ってきたのでしょう、 なんて想像しながら見てたら、急に雨が降ってきた。 3分もしないうちにやんだけど。

平戸港交流広場の人に聞いたら、「寺院と教会の見える風景」がお勧めということで行ってみた。 その前に、その風景におさまるザビエル教会に寄って。 寺院と教会の見える風景の場所には、駐車場から結構な距離の坂を歩かないと着かず、 具体的にどこかもわからず、特に面白い感じもせず。 とりあえず、この辺かなというところで写真を撮ってみた。

生月大橋を渡って生月島に。 かなり立派な橋で、高さもあるのでそこそこ大きな船も下を通れる。 ここも去年無料になった橋。

道の駅生月大橋に寄ってから、塩俵の断崖に行く。 柱状の石がそびえ立っていて、壮観。 下に降りられる道があったのだけど、観光バスが着いて人がいっぱい降りていったので、あきらめる。

生月の西側、サンセットウェイを走る。 切り立った山と深い緑が海に落ちていて、雄大な景色だった。 北海道の海沿いを走っているみたいで、予想外に良かった道。

水がある場所には、必ず田んぼがある。 棚田を見ていると、少しでもお米を作ろうと言う思いが伝わってくる。

川内峠が良い、と聞いたので行ってみた。 景色が良いところは短い距離だけど、良い感じの草原が続いていて気持ちが良い。 晴れていたら最高なんだけど。

昨日行きそびれた田平天主堂に行く。 建物も立派だけど、ステンドグラスが素晴らしかった。 裏から見ると現代的な仕事だったので、聞いてみると1998年のものでイタリア製。 高い位置の窓にあるステンドグラスも素晴らしかったけど、よく見えないのでもったいない感じがした。

平戸は見たので、ずっと南下して雲仙を目指す。
県道54号線を走っていて、少し高い位置に平行に道が走っているのが見えた。 何かを感じて見てみると、廃線跡の感じがした。 後から調べたら、世知原線という国鉄が走っていたみたい。 今は歩行者や自転車が通る道となっている。

佐賀県に入って、嬉野に。 道端に焼く前の陶器が干してあったり、こんな休憩所があったり。 この辺の焼き物は、備前吉田焼というみたい。

経ヶ岳の水という湧き水があるみたいなので探してみた。 しかし、平谷感謝の泉というところしか見つからないので、ここで妥協。 小さなお店に併設していて(お店が併設なのかも)、結構汲みに来る人が多かった。 水は冷たく、気持ちよかった。

多良岳横断林道を走る。 舗装されているので走りやすいけど、景色が時々しか見えないし、 予想以上にくねくねしているので時間が掛かってしまう。
墓石の文字もそうなのだけど、九州の石碑って金色の顔料を入れている。 何か謂れがあるのだろうか。

林道の真ん中で猫が寝ていた。 それも3匹ほど。 1匹は近づいても逃げようとしない。 轢かれちゃうよ、気をつけてね。

長崎県に戻って、海沿いは走らず多良岳レインボーロードを走る。 この県道136号線を山側に行くと、轟渓がある。 ちょっと行ってみたかったけど、もう17時を過ぎているのであきらめる。

諫早湾の向こうに雲仙が見えてきた。 明日は湾にかかる干拓堤防道路を通って雲仙まで行こうかな。

地図を良く見ると、諫早って長崎市から20kmちょっとの距離だった。 2日かけてぐるっと回ってきた感じ。 また長崎に宿をとるのも芸がないし、これから行く雲仙は逆方向なので、 今日は諫早のビジネスホテルに泊まることにした。
今日の一言
本土と橋を架けたときのメリットは大きいが、デメリットを少し考えてみた。 思いつくのは2つ。多分犯罪率が上昇する。それと自賠責保険が高くなる。 自賠責保険の値段について、離島の定義が以下のようになっている。
離島とは、本土(北海道、本州、四国及び九州)以外の島であって、橋又は隧道による本土との間の交通又は移動が不可能なもの(沖縄県を除く。)をいう。
例えば淡路島の場合、高速道路しか通ってないので 125cc 以下の二輪車や50km/h以上出ない車は離島料金になる。 自賠責保険の値段は、125cc 以下の原付の場合5年で15600円、離島扱いだと5730円、 自家用乗用車は3年で34600円、離島扱いだと10400円。 この差は結構大きいと思う。