ということで、徳島の裏山、眉山に行くことにした。 もちろんロープウェイは使わず、道路から登って。 昨日少し書いたけど、ここにも十何年か前に登っているのだよね。 行ったということ以外、全然覚えてないけど。

こんなに天気が良かったなら、もう1日予定を延ばして祖谷渓辺りに行くべきだったな、 と少し悔やんだりして。 でも、もう紅葉は終わってるか。
のんびりフェリーターミナルに向かう。 その前に、コンビニに寄って、昼食と夕食を買い込んで。
それでも、フェリーターミナルに早く着きすぎた。 フェリーは出航ぎりぎりに着いて、慌しく乗船するのが旅っぽくて好き。

乗船して、甲板に出る。 向こうには、さっき行った眉山が見え、不思議な感覚になる。
十何年か前に四国を離れるときは、何を思ったのか思い出せないけど、 今のような名残惜しい気分じゃなかったと思う。

船は汽笛を鳴らし、ゆっくりと動き始めた。 この船は、北九州〜徳島〜東京という航路で、実は十何年か前にこの航路を使って北九州から帰ったことがあった。 そのときは、本州の最北端、最東端、最南端、を到達していて、同じ年に最西端も制覇しようと出かけた旅だった。 人に歴史あり、である。
ちょっと感傷的な気分になりつつも、船内探索。 ラウンジ(食堂?)で電子レンジを発見。 電子レンジがあるのだったら、もっとまともな食事を買ってきたのに。 失敗したな。

船内では溜まっていた日記をつけたり、お風呂に入ってのんびりしたり。