天気が良いので、とっとと朝ごはんを食べて岬の散策。
最果て感がある足摺岬灯台。
四国の最南端は、ここから1キロ以上西の場所にある。
後姿の人は、ジョン万次郎こと中浜万次郎の像。
室戸岬には中岡慎太郎像、足摺岬には中浜万次郎像、その中間にある桂浜には坂本龍馬像。
その3体の像は海を向いている。
同じ像でも、高知城にある板垣退助像や、安芸駅近くの公園にある岩崎弥太郎像とは違い、
海というか世界を向いているということなんだろうか。
8時近くになったので、金剛福寺に行く。
かなり大きなお寺で、大きな池が印象的だった。
39番延光寺を回って、県道7号線の海沿いを走っていたところで愛媛県に入った。
海はきらきらと輝いていて、宿毛湾の向こう側の風力発電用プロペラが、ゆっくり回っていた。
のどかな風景。
43番明石寺の賽銭箱が面白かった。
1畳分のスペースを掘り下げて、賽銭箱になっている。
これだったら、賽銭箱泥棒に合わなくて良いかもしれない。
明石寺をお参りして時間は15時。
次の44番大寶寺までは80キロ以上ある。
今日中に45番の岩屋寺まで回れれば、松山に泊まって良いタイミングで明日46番からになって、非常に楽になる。
同じペースで車で回っている人に、今日中に岩屋寺まで回れるか聞いてみたら、
高速使えばなんとか間に合うんじゃない?と言われる。
私、高速使えないんだよね。
結局、44番の大寶寺に着いた頃には17時近くになってしまい、
45番の岩屋寺どころか大寶寺も危なかったぐらい。
でも、宿は松山YHに予約してしまったので、明日の朝は一度岩屋寺に戻らなければならない。
効率悪かったな。
こんなことなら、距離が長い海岸線沿いを走らばければ良かったかも。
5日目でちょうど88箇所の半分、44番まで巡った。
高知県は非常に東西に長く、お寺とお寺の距離が長いところが多く、ツーリングという意味では良い感じ。
初めての高知県は、2つの岬を回ったこともあって、海の印象が強かった。