2010 しまなみ海道〜四国
2010年11月22日 巡礼


天気:曇り→雨
距離:145km
移動:鳴門→鳴門

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さて、今日から気持ちを入れ替えて巡礼を始める。 17番のお寺まで場所が結構まとまっているので、宿を連泊することにして、大きな荷物は置いて出発。

霊山寺

色々とマナーとか立ち位置とか、良くわからないので最初のいくつかの寺ではキョロキョロして。 納経所にはドライヤーとか、角材の短く切ってあるものが置いてあって、何に使うものか聞いてみたら、 掛け軸を乾かすためにあるもので、主にツアーのガイドさんが使うみたい。

納経所

天気予報では、雨が降るという予報だったけど、今のところもっている。 でも、熊谷寺ぐらいで空の色が怪しくなってきた。

熊谷寺

切幡寺をお参りしていたところで、雨が落ちてきた。 山門で20分ほど雨宿りしていたが、やむ気配が一向にない。 仕方なく、雨の中を進むことにした。

切幡寺

11番の藤井寺に着いたことには、小雨になっていた。 お寺を見ると、まさかの臨済宗。 なのに大師堂があったりして。 調べると改宗したみたいで、他に改宗などで真言宗ではない寺が八十八箇所に8つあるみたい。 輪袈裟は真言宗のなんだけど、気にしないことにしよう。

この次の12番焼山寺は山越えでかなり遠い。 時間はもう少しで16時なので、17時までに着くかも怪しいぐらい。 どうしたものかな、と思ったけど今日は荷物が軽いので、行ってみることにした。

藤井寺

結局焼山寺の駐車場に着いたのは17時5分前ぐらい。 まともな時計を持ってなかったので、のんびりしていたら、他の巡礼している方に、 急いで行った方が良いよ、と言われて小雨の中走ってお寺に向かう。
時間的にぎりぎりだったので、ちょっとマナー違反だけど、 ご迷惑かけないようにと先に納経所に行ってお参りは後になった。

今日巡礼してわかったことがいくつか。

・お札の名前は事前に書いておくと楽
・風が強いときがあるので、防風のライターがあると便利
・鐘がないお寺が結構ある
・ツアーの団体が来ると納経所は大混雑する
・1日10寺近くまわるので、浄財用の小銭をいっぱい用意する必要がある
・朱印の値段は300円で(全国?)統一価格(88箇所回ると26400円になる!)
・朱印をしてもらうと「御影(おすがた)」という本尊が描かれた紙をもらえる
・朱印の時間は8時から17時まで
・杖をお寺に忘れている人が結構いる(ツアーとか車で回っている人でしょう)
・納札の色には意味がある
・歩いて回っている人も結構いる
・運転をしていると十善戒の不瞋恚を守るのが難しい

こんな感じで、巡礼初日が終了。


Tatsuyoshi 21st Project
by Tatsuyoshi