2010 しまなみ海道〜四国
2010年11月21日 金剛杖


天気:晴れ
距離:0km
移動:高松→鳴門

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讃岐のうどん屋さんは朝から開いているところが多いので、 朝ごはんからうどんを食べに行く。 ただし、手持ちのお金は900円ぐらいなので、気をつけないと。

お店に着くと休日の朝だったのに、かなりの人がいて、本当に讃岐の人はうごんが好きなんだな、と思った。 8時前に開いていた店で食べたのは、「釜バターうどん」。 意外な組み合わせだったけど、コクがあっておいしかった。

うどん

道の駅「源平の里むれ」で「さぬきうまいもんネットワーク」の出展があった。 このネットワークは女性を中心に活動している組織の集まりで、 ここでは地元のものを安く売っていた。 色々買いたいものがあったけど、量が多いので我慢して。

ここの道の駅では野球用品なかの展示があった。 何でだろう、と思ったら四国には四国アイランドリーグというプロリーグがあるみたい。 聞いたことがあるような、ないような気が。

源平の里むれ

明日から88箇所巡礼を始める予定なので、その用意をする。 いくつかのお寺の近くには、金剛杖や白衣などの必要なものを売っている店があるので、 紅葉を見るのも兼ねて、88番結願寺の大窪寺に向かう。

日曜日なのと、紅葉の時期だったので、かなりの人が来ていた。 駐車場もいっぱいで、車の人は大変そうだった。 10日後ぐらいにまた来るので、門はくぐらず外から紅葉を見るのと、用品屋さんを見るのと。 事前にあまり調べてないため、何が必要なのかもわからない。 店員の人に相談したいところだが、この人で忙しそう。 別な場所で買い物をすることに。

大窪寺

10番の切幡寺近くのお店で、色々と作法や道具の相談に親切にのってくれたので、そこで揃えることにした。 ただし、今回はすげ笠はしないのと、金剛杖は一時保留にして。
なんとか金剛杖をうまくモーターサイクルの車体に固定できないか、ホームセンターに行ったり、 バイク用品屋に行ったりするが、良い部品が見つからない。 金剛杖はどうしても持ちたかったので、仕方なく手持ちの紐を使って背負うことにした。 事前にわかっていれば、ハリケーンあたりのロッドホルダーを流用していたのに。
結局買ったものは。

・金剛杖(カバー付き)
・袖無し白衣
・数珠
・輪袈裟
・納経帳
・納札(100枚)
・札狭
・ローソク
・線香
・ローソク・線香入れ

御朱印帳を入れる袋は京都で買ってあったので、買わず。 それと般若心経が書いてある経本をおまけで付けてくれた。 輪袈裟と札狭は柄を選んで、少し拘ってみた。 手甲は手袋の上からしようか最後まで悩んだけど、ハンドルカバーがあるのでやめた。 予算は1万円の予定で、十分範囲内に収まった。

私が感じたことをいくつか。 1番のお寺で揃えるのが常かもしれないけど、人が多いので相談に乗ってもらうにはお勧めしない。
国道沿いなんかにもお店があるけど、少し高い。 聞いた話ではツアー向けの店で、旅行会社にマージンが渡っているとか、いないとか。
気軽に話を聞いてくれるお店だったら別だけど、 同行二人、南無大師遍照金剛の意味ぐらいは調べておいた方が良い。
そもそも私はつい最近まで、空海=弘法大師のさえ知らなかったので、問題外だけど。 今回やっと、空海=弘法大師=遍照金剛となることが判明した。 ごめんなさい、帰ったらちゃんと司馬遼太郎「空海の風景」でも読みます。

1番の霊山寺まで行って、写真を撮る。 ただし、やっぱり明日から始めるので門はくぐらず。

霊山寺

今日から巡礼を始めなかったのはいくつか訳があって、その1つに十善戒というものを守らなければならないので。 その中に不瞋恚というのがあり、怒ってはいけないことになっている。
そしてもう1つ、自分に課したものとして、巡礼中はお酒を飲まないように決めたこと。 気持ちを改めてから巡礼を始めたかったので、明日からにした。


Tatsuyoshi 21st Project
by Tatsuyoshi