讃岐のうどん屋さんは朝から開いているところが多いので、
朝ごはんからうどんを食べに行く。
ただし、手持ちのお金は900円ぐらいなので、気をつけないと。
お店に着くと休日の朝だったのに、かなりの人がいて、本当に讃岐の人はうごんが好きなんだな、と思った。
8時前に開いていた店で食べたのは、「釜バターうどん」。
意外な組み合わせだったけど、コクがあっておいしかった。
道の駅「源平の里むれ」で「さぬきうまいもんネットワーク」の出展があった。
このネットワークは女性を中心に活動している組織の集まりで、
ここでは地元のものを安く売っていた。
色々買いたいものがあったけど、量が多いので我慢して。
ここの道の駅では野球用品なかの展示があった。
何でだろう、と思ったら四国には四国アイランドリーグというプロリーグがあるみたい。
聞いたことがあるような、ないような気が。
明日から88箇所巡礼を始める予定なので、その用意をする。
いくつかのお寺の近くには、金剛杖や白衣などの必要なものを売っている店があるので、
紅葉を見るのも兼ねて、88番結願寺の大窪寺に向かう。
日曜日なのと、紅葉の時期だったので、かなりの人が来ていた。
駐車場もいっぱいで、車の人は大変そうだった。
10日後ぐらいにまた来るので、門はくぐらず外から紅葉を見るのと、用品屋さんを見るのと。
事前にあまり調べてないため、何が必要なのかもわからない。
店員の人に相談したいところだが、この人で忙しそう。
別な場所で買い物をすることに。
10番の切幡寺近くのお店で、色々と作法や道具の相談に親切にのってくれたので、そこで揃えることにした。
ただし、今回はすげ笠はしないのと、金剛杖は一時保留にして。
なんとか金剛杖をうまくモーターサイクルの車体に固定できないか、ホームセンターに行ったり、
バイク用品屋に行ったりするが、良い部品が見つからない。
金剛杖はどうしても持ちたかったので、仕方なく手持ちの紐を使って背負うことにした。
事前にわかっていれば、ハリケーンあたりのロッドホルダーを流用していたのに。
結局買ったものは。
・金剛杖(カバー付き)
・袖無し白衣
・数珠
・輪袈裟
・納経帳
・納札(100枚)
・札狭
・ローソク
・線香
・ローソク・線香入れ
御朱印帳を入れる袋は京都で買ってあったので、買わず。
それと般若心経が書いてある経本をおまけで付けてくれた。
輪袈裟と札狭は柄を選んで、少し拘ってみた。
手甲は手袋の上からしようか最後まで悩んだけど、ハンドルカバーがあるのでやめた。
予算は1万円の予定で、十分範囲内に収まった。
私が感じたことをいくつか。
1番のお寺で揃えるのが常かもしれないけど、人が多いので相談に乗ってもらうにはお勧めしない。
国道沿いなんかにもお店があるけど、少し高い。
聞いた話ではツアー向けの店で、旅行会社にマージンが渡っているとか、いないとか。
気軽に話を聞いてくれるお店だったら別だけど、
同行二人、南無大師遍照金剛の意味ぐらいは調べておいた方が良い。
そもそも私はつい最近まで、空海=弘法大師のさえ知らなかったので、問題外だけど。
今回やっと、空海=弘法大師=遍照金剛となることが判明した。
ごめんなさい、帰ったらちゃんと司馬遼太郎「空海の風景」でも読みます。
1番の霊山寺まで行って、写真を撮る。
ただし、やっぱり明日から始めるので門はくぐらず。
今日から巡礼を始めなかったのはいくつか訳があって、その1つに十善戒というものを守らなければならないので。
その中に不瞋恚というのがあり、怒ってはいけないことになっている。
そしてもう1つ、自分に課したものとして、巡礼中はお酒を飲まないように決めたこと。
気持ちを改めてから巡礼を始めたかったので、明日からにした。