道後温泉観光会館が8時に開くので、それに合わせて宿を出た。
が、無料のレンタサイクルは温泉旅館組合(?)の扱いらしく、その組合の人は9時に来るとのこと。
市のレンタサイクルならすぐに借りられるけど、利用料は300円。
市内4箇所で返却ができるメリットはあるけど、結局ここに戻ってくるし、電動アシストがないので9時まで待つことにした。
9時ちょっと前、自転車を借りに行って、出発。
今日は天気が良くて、自転車を漕いでいたら少し暑いかも。
まずは、近くの秋山好古さんのお墓に行く。
秋山好古さんのお墓に。
青山墓地にもあって、ここは分骨したお墓。
ちょっぴり掃苔をしているので、青山のお墓にも、鎌倉霊園にある秋山真之さんのお墓も既に行った。
子規記念博物館を見てから、坂の上の雲ミュージアムに行く。
ここの建物は安藤忠雄が設計したらしく、建物を見るだけでも面白いかもしれない。
中の展示物は、建物負けしている印象で、イマイチだった。
日露戦争の資料が非常に少ないところも輪をかけていた。
来年まではNHKで放映するけど、その先は人が集まらないのじゃないかな、と心配してしまう。
休憩スペースには、坂の上の雲が全巻そろっているので、
時間があればここでゆっくりと読むのは良いかもしれない。
私はとりあえず、コーヒーを飲んで休憩。
坂の上の雲ミュージアムの奥にある萬翠荘に。
久松家の別邸だったところで、洋風の建物なのに萬翠荘という名前が付いているのが新鮮だった。
この建物の裏にあった愚陀佛庵(復元)は、7月の大雨で倒壊してしまったらしい。
看板の愚陀佛庵という文字に、「跡」と加えられていた。
秋山兄弟生誕の地に寄った後、松山城に向かう。
松山城ロープウェイ乗り場についたら、顔入れ看板が。
こんなに並んでいるのは、初めて見た。
もちろん、坊っちゃんに顔を入れて写真を撮る。
ロープウェイのチケット売り場は、マドンナの格好をした販売員が。
着るの大変そうだけど、華があってよい感じ。
ロープウェイと天守閣と、坂の上の雲スペシャルドラマ館のセットの券があったのでそれを購入。
先に坂の上の雲スペシャルドラマ館を見ることにした。
ここはNHKのドラマを中心に坂の上の雲を解説していた。
が、朝から坂の上の雲漬けで、既にお腹いっぱいの状態。
ざっくりスペシャルドラマ館を見て、ロープウェイ乗り場に。
ここはロープウェイかリフトかどちらか好きな方に乗れる。
天気が良いので、待ち時間がないリフトに乗った。
途中でロープウェイに追い越されたけど。
リフトを降りて、松山城まで歩いていく。
ここは、桜の時期が綺麗なんだろうな。
天守閣からは松山の街が一望できた。
目を凝らして見てみたけど、ターナー島までは見えなかった。
ちょっと遅いお昼ご飯を食べて、自転車でぶらぶらする。
商店街を見たり、裏道を楽しんだり。
16時ごろには、道後温泉駅に到着。
伊予鉄の路面電車は100年以上の歴史があって、車両は良い味を出している。
残念ながら蒸気機関車の「坊っちゃん列車」は目にすることができなかった。
路線もいくつかあって、松山のもう1つの顔という感じである。
昨日と違ってまだ明るかったので、伊佐爾波神社を通って行く。
階段を見て、大したことがないと思っていたけど、一気に登ると意外ときつかった。
ここでお参りした。
今日は自転車で市内を駆け回ったので、温泉で汗を流す。
ちょっと早い時間だったので、神の湯もそんなに混んでいなかった。
この建物を、夏目漱石も見たのだろうな。
温泉に入って、近くの道後麦酒館でご飯を食べて、宿に戻る。
途中、昨日出会ったおばちゃんに遭遇して、少し会話なんかして。
夜は色々な人と喋ったりする。
松山は歴史的な街のためか、YHには海外の人も多く泊まっている。
そして、お遍路さんも居て、色々話を聞いたりして。
私もお遍路やろう、という気になってきた。