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LNで始まるモデル名5

今日は LN で始まるモデル名の LNX125 についてを。珍しく予告をして書き込んでいるので、残りは LNY と、まとめの2ページ。

LNX125 2018 BY82 [X-RIDE]
LNX125 BY82

LNY125 は2018年からインドネシアで発売されている X-RIDE 125 のモデル名。X-RIDE は2016年まで 113.7cc の X-RIDE 115 が発売されており、モデルチェンジでボアアップされ 124.9cc となった。


BW’S をイメージさせるようなスタイルで、角ばったデザインもあって余計にそう感じてしまう。モデルとしては2018年モデルしかないが、モデルコードでは2モデルあるので、いつものように一覧を。

code name year country remarks
BY81 LNX125 2018 インドネシア X-RIDE
BY82 LNX125 2018 インドネシア X-RIDE

BY81 と BY82 ではカラーリングも同じで、違いは無いと言って良いぐらい。前輪のアクスルナットにワッシャが入っていたのを、フランジナットに変更したりと、外観で区別するのは無理と言って良い違いがいくつか。インドネシアでは売り上げ数が多いためか、こんな感じでこっそりモデルコードを更新したりすることがある。

現行の X-RIDE と、113.7cc 時代の X-RIDE と、日本向け BW’S 125 を写真で比較しようとしたが、日本向け BW’S 125 は赤系がなかったので北米向け ZUMA 125 と比較する。

LNX125 2018 BY82 [X-RIDE]
LNX125 BY82
AF115FX 2016 2BU5 [X-RIDE]
AF115FX 2BU5
YW125MF 2017 BC95 [ZUMA 125]
YW125MF BC95

比べてみると、BW’S(ZUMA) とはだいぶ違っているのがわかる。

113.7cc の X-RIDE はタイ向け TTX の兄弟車で、そのタイ向け TTX はカンボジアやメキシコにも輸出されていた。タイでの TTX の発売終了と入れ替わるように X-RIDE が発売され、124.9cc へと進化した。ちょっと不思議な出で立ちのモデルである。

と言うことで今日のまとめ。LNY125 は2018年からインドネシアで発売されている X-RIDE になる。

インドネシアでの2018年モデル

各国で2018年モデルがどっと発売になっていて、追うのが大変な状況。今日はその中でインドネシア向けについてを。

NS125 2PHD [MIO Z]
LNS125 2PHD [MIO Z]

インドネシアでは工場もあるので、他のアジアの国とは違った独自の機種も出ていて、少し特殊な環境にある。ペットネームも違っていたりするので、聞きなれない名前を目にすることも多い。


インドネシアで発売している、もしくは予定の2018年モデルの一覧を。これからまだ出るとは思うけど。インドネシアヤマハに出ている写真を見て、まだ発売されてなさそうなモデルについては「予定」と入れたが、手元の資料が間違っている可能性もあるので、参考程度に。

code name year pet name remarks
BJ87 LNC125 2018 FINO SPORTY
BJ88 LNC125 2018 FINO PREMIUM
BT22 LNC125-I 2018 FINO GRANDE
2SX7 LNR125 2018 SOUL GT 予定
BU92 LNR125-I 2018 SOUL GT 予定
2PHB LNS125 2018 MIO M3
2PHC LNS125 2018 MIO M3
2PHD LNS125 2018 MIO Z
BN12 LNS125-I 2018 MIO M3 予定
BY81 LNX125-R 2018 X-RIDE
BY82 LNX125-R 2018 X-RIDE
B3B1 LNY125 2018 MIO S
2DPB GPD150-A 2018 NMAX ABS 予定
2DPC GPD150 2018 NMAX 予定
2DPG GPD150 2018 NMAX
2DPH GPD150-A 2018 NMAX ABS 予定
2DPJ GPD150 2018 NMAX 予定
BT31 VXN155 2018 VIXION R
B047 MTN250 2018 MT-25

モデル名が LN で始まるものが多く、さらにバリエーションモデルも多数出ているのでペットネームと合わせるのが大変。

まず、LNX125-R X-RIDE についてを。モデルコードが BY81 と BY82 の2つあるが、基本的に同じ。エンジンヘッドのカムスプロケットや、エアクリーナのゴム、セカンダリのフェイスなど、細かな変更はあるが見た目で区別は付けられないもの。小改良を加えてモデルコードを増やした感じ。

LNX125-R BY81 [X-RIDE]
LNX125-R BY81 [X-RIDE]

先日発売になった MIO S は、モデルコードが LNY125 となった。LN から始まるモデルコードがまた増えてしまった。もうモデルコードを聞いてどんなモデルなのか想像できなくなってきている。

LNY125 B3B1 [MIO S]
LNY125 B3B1 [MIO S]

NMAX については、さっぱりわからない。GPD150-A の 2DPB と 2DPH を比較したのだけど、色もパーツも全て同じ。同様に GPD150 の 2DPC と 2DPJ も同じ。なぜ2モデルづつあるのか、よくわからない状態。

GPD150 2DPG [NMAX]
GPD150 2DPG [NMAX]

AEROX 155 や XMAX 250 は2017年モデルを発売してそれほど経っていないため、2018年モデルが出るのはもう少し先でしょう。
インドネシアはモーターサイクルの売り上げの勢いがある国の1つ。これから新しいモデルも出てくるだろうから、楽しみである。