AT115の年式

出かけていたりして少し空いてしまったが、今日は AT115 の年式について。

AT115 2002 5LW1 [NOUVO]
AT115 5LW1

AT115 は2002年から発売されたモデルで、フィリピンとブラジルでの2012年モデルが最終となっている。ペットネームは東南アジアでは NOUVO を、ブラジルでは NEO を、コロンビアでは NEXT を使っている。


モデル数が多いので、いくつかに分けようかと思ったが、良い分け方が見つからなかったので、そのままベタっと書くことにする。

code name year country remarks
5LW1 AT115 2002 マレーシア NOUVO
5MX1 AT115 2002 インドネシア NOUVO
5LW4 AT115 2003 マレーシア NOUVO
5MX3 AT115 2003 インドネシア NOUVO
5MX4 AT115 2003 インドネシア NOUVO
5MY1 AT115 2003 タイ NOUVO
5MY3 AT115 2003 タイ NOUVO
5VD1 AT115 2003 ベトナム NOUVO
5MX2 AT115 2004 インドネシア NOUVO
5MY2 AT115 2004 タイ NOUVO
5MY4 AT115 2004 タイ NOUVO
5MY5 AT115 2004 タイ NOUVO
5VD2 AT115 2004 ベトナム NOUVO
1P71 AT115 2005 タイ NOUVO MX
1P72 AT115C 2005 タイ NOUVO MX
2B51 AT115 2005 ベトナム NOUVO
2B52 AT115C 2005 ベトナム NOUVO
2B81 AT115 2005 ブラジル NEO
3S81 AT115 2005 コロンビア NEXT
5LW5 AT115 2005 マレーシア NOUVO S
5MX6 AT115C 2005 インドネシア NOUVO Z
1P73 AT115 2006 タイ NOUVO MX
1P74 AT115C 2006 タイ NOUVO MX
1P75 AT115 2006 タイ NOUVO MX
2B82 AT115 2006 ブラジル NEO
2D51 AT115C 2006 インドネシア、
フィリピン
NOUVO Z
5LW6 AT115 2006 マレーシア NOUVO S
1P76 AT115C 2007 タイ NOUVO MX
1P77 AT115 2007 タイ NOUVO MX
21P1 AT115 2007 メキシコ NOUVO Z
25D1 AT115 2007 ラオス NOUVO MX
25P1 AT115 2007 カンボジア NOUVO MX
2B55 AT115 2007 ベトナム NOUVO
2B56 AT115C 2007 ベトナム NOUVO
2B57 AT115C 2007 ベトナム NOUVO
2B83 AT115 2007 ブラジル NEO
5LW7 AT115 2007 マレーシア NOUVO S
15S1 AT115 2008 ブラジル NEO
1P78 AT115C 2008 タイ NOUVO MX
1P79 AT115 2008 タイ NOUVO MX
22S2 AT115C 2008 ベトナム NOUVO
22S3 AT115C 2008 ベトナム NOUVO
25P2 AT115 2008 カンボジア NOUVO MX
1P7B AT115 2009 タイ NOUVO MX
22S4 AT115C 2009 ベトナム NOUVO
51C1 AT115C 2009 フィリピン NOUVO Z
22S5 AT115C 2010 ベトナム NOUVO
31S1 AT115 2010 ブラジル NEO
51C2 AT115C 2010 フィリピン NOUVO Z
31S5 AT115 2011 ブラジル NEO
31S6 AT115 2012 ブラジル NEO
51C3 AT115C 2012 フィリピン NOUVO Z

インドネシア製造のいくつかのモデルがトルコや中南米に輸出されていた情報もあるが、詳細な情報がなかったので省略した。どのモデルも自動遠心クラッチに V ベルトの組み合わせの駆動系で、16インチのタイヤを採用しており、AT115C と C が付くモデルはキャストホイールを採用している。

AT115C 2005 1P72 [NOUVO MX]
AT115C 1P72

AT115 は排気量を上げて、AT125 / AT135 と繋がっていった。

AT125の年式

前回の AT135 からの流れで、今日は AT125 の年式について。と思っていたが、検索すると想定していた AT125 は既に AT125F の年式として書いていた。じゃ、どうしようかと悩んだあげく、AT125 の年式と書いてしまったからには、古い AT125 の年式を書こうということで、1970年発売の AT125 の年式について。

AT125 1971 317
AT125 317

AT125 は AT-1 の後継として発売されたモデルで、マイナーチェンジもあったが名称のルール変更により AT125 となった。1971年のモデルチェンジで、「野をかける精悍さを表現」のキャッチコピーが付けられ、ピストンリードバルブが採用される。


AT125 は販売名で、モデル名は AT1 / AT2 であったり AT125 だったりと、資料によって違っていたりする。ここでは AT1 / AT2 ということにするが、海外では一部同じモデルコードで AT3 となっていたりもする。1970年代の前半ということもあり今回は確認が大変で、少し情報に不安があったりもするが、いつものようにモデル一覧を。

code name year country remarks
265 AT1 1970 日本 AT125
316 AT2 1972 国外 AT2 / AT3
317 AT2 1971 日本 AT125
318 AT2M 1972 国外
345 AT2 1972 日本 AT125

海外向けはどこの国へ輸出されたのかはっきりとした資料がなかったため、国外という表記にした。各年の比較をしてみる。

AT125 1970 265
AT125 265
AT125 1971 317
AT125 317
AT125 1972 345
AT125 345

この後、このフレームを使った DT125 へと繋がっていく。

予告したからにはという勢いで書いたが、1970年代なのもあってだいぶ後悔をしたりして。次回は東南アジアの AT シリーズに戻って、AT115 の年式にしようかどうしようか。