LSR125 RS NEO の発売

先日少し書いたが、今日は LSR125 [RS NEO] の発売についてを。

LSR125 2019 B0J1 [RS NEO]
LSR125 B0J1

LSR125 [RS NEO] は台湾ヤマハで2月26日に発表され、3月4日に発売となった。ポジション的に RAY と入れ替わった形となった。


RS NEO のモデル名は LSR125 で、最近の L で始まるモデル名が多いがそれに倣った形となっている。モデルコードは B0J が割り振られ、B0J1 となる。モデルは1つのみであるが、恒例なのでいつものモデル一覧を。

code name year frame remarks
B0J1 LSR125 2019 SEF81 RS NEO

RS の名前としては、RS ZERO が2014年モデルまで出ており、2016年ぐらいまで発売されていた。XC100L [RS ZERO] は 101.8cc の排気量で、LSR125 [RS NEO] になって排気量が上がったことになる。写真で RS ZERO と RS NEO を比較してみる。

XC100L 2014 1CG9 [RS ZERO]
XC100L 1CG9
LSR125 2019 B0J1 [RS NEO]
LSR125 B0J1

雰囲気を残しているが、排気量も異なるので別なモデルと思っても良さそうである。

LSR125 [RS NEO] の外観で気になるところは、フロントブレーキのディスクが車体右側に付いていること。台湾のモデルでは左側が多いイメージなのだけど、何故か右側となっている。ホイールは別なモデルから流用されているわけではなく、新採用なので何か考えがあってのことでしょう。ちょっと調べてみたがよくわからなかった。

LTS125 2018 2TS3 [AXIS Z]
LTS125 2TS3

それ以外の装備では、モータージェネレーターを採用している。そのため、セルフスターターモーターを外すること軽量化にもつながっている。

モータージェネレーター
LSR125 B0J1

パーツカタログを眺めると、このモータージェネレーターの大きさ自体は AXIS Z のジェネレーターと変わらない。そのため、コストも安くできてトラブルがないようであれば、これから AXIS Z や CYGNUS 系のモデルにも採用される可能性がある。

BLUE CORE エンジンに車体軽量化などを行い、台湾でのカタログ燃費が 55.8km/l となっている。台湾の AXIS Z でカタログ燃費が 55.3km/l なので、タイヤサイズを考えても少し物足りない感じがする。もう少し伸ばして欲しかったところ。
色々と特徴に欠けるため、輸入業者が日本へ輸入する可能性もそれほど高くない。AXIS Z とキャラクターが被る部分もあるし、デザインなり機構なり、もっと尖ったところがあればと思う。

CE50 JOGのカラー3

今日は2007年以降に日本で発売された CE50 [JOG] のカラー一覧の最後、JOG DELUXE / JOG ZR の一覧。なぜ、JOG / JOG PETIT と JOG DELUXE / JOG ZR の分け方かと言うと、フレーム型式が同じどうしにしたため。

CE50ZR 2018 3P3Y [JOG ZR]
CE50ZR 3P3Y

JOG ZR が生産を終了したことで、1990年代から続く 50cc スクーターの ZX と ZR と ZZ は、全て消えてしまうことに。ZZ 派や ZR 派、といった会話はもう過去のものとなり、高校生がする会話ではなくなってしまったのでしょう。


今回も DELUXE と ZR を分けることにして、まずは CE50D [JOG DELUXE] のカラー一覧を。前回同様に発売順としているため、一部モデルコードが前後している。

code year photo
3P32 2008 BLACK METALLIC X
CE50D 3P32 A


WHITE METALLIC 1
CE50D 3P32 B
3P35 2009 GRAY METALLIC G
CE50D 3P35 A


DARK GRAYISH BLUE METALLIC A
CE50D 3P35 B
3P37 2011 WHITE METALLIC 1
CE50D 3P37 A


BLACK METALLIC X
CE50D 3P37 B
3P3D 2013 WHITE METALLIC 1
CE50D 3P3D A


BLACK METALLIC X
CE50D 3P3D B
3P3H 2015 WHITE METALLIC 1
CE50D 3P3H A


BLACK METALLIC X
CE50D 3P3H B
3P3L 2015
3P3V 2017 WHITE METALLIC 1
CE50D 3P3V A


BLACK METALLIC X
CE50D 3P3V B


MAT DULL PURPLISH BLUE METALLIC 2
CE50D 3P3V C
3P3R 2017

MAT DULL PURPLISH BLUE METALLIC 2 はメタリックなのかマットなのか、わかるようなわからないような色名。塗料はメタリックで、仕上げはマットなんだろうけど。

続けて CE50ZR [JOG ZR] のカラー一覧を。こちらも発売順にしているため、一部モデルコードが前後している。

code year photo
3P33 2009 RADICAL WHITE
CE50ZR 3P33 A


BLACK METALLIC X
CE50ZR 3P33 B
3P38 2011 RADICAL WHITE
CE50ZR 3P38 A


BLACK METALLIC X
CE50ZR 3P38 B
3P3B 2013 BLUISH WHITE COCKTAIL 1
CE50ZR 3P3B A


BLACK METALLIC X
CE50ZR 3P3B B
3P3E 2013 BLUISH WHITE COCKTAIL 1
CE50ZR 3P3B A


BLACK METALLIC X
CE50ZR 3P3B B


MAT BLACK 2
CE50ZR 3P3E C
3P3J 2015 RADICAL WHITE
CE50ZR 3P3J A


PURPLISH RED METALLIC 2
CE50ZR 3P3J B


MAT BLACK 2
CE50ZR 3P3J C
3P3M 2015
3P3W 2017 RADICAL WHITE
CE50ZR 3P3S A


MAT BLACK 2
CE50ZR 3P3S B


MAT DARK BLUISH GRAY METALLIC 2
CE50ZR 3P3S C
3P3S 2017 RADICAL WHITE
CE50ZR 3P3S A


MAT BLACK 2
CE50ZR 3P3S B


MAT DARK BLUISH GRAY METALLIC 2
CE50ZR 3P3S C


MAT DARK GRAY METALLIC 1
CE50ZR 3P3S D
3P3Y 2018 DEEP PURPLISH BLUE METALLIC C
CE50ZR 3P3Y A

値段が高くなるだけあって、車体やホイールの塗装が豪華になっている。最終年に Movistar カラーが発売された。記憶が正しければ、ワークスカラーの JOG は30年近く振りとなる。いつも思うのだけど、Movistar カラーだと、ENEOS 以外のガソリンスタンドに入り辛くなる気がする。

日本でのヤマハ製の JOG は、CE50 で始まり、CE50 で終わった。今はホンダ製の CEH50 JOG になってしまったため、今後 ZR の発売は望めなそうである。そう思うと、新車で買えるうちに最後の JOG ZR を買ってしまおうかと考えたりして。置く場所ないけど。