2015年 韓国ソウル - 2015年12月16日
今日は18:50の飛行機に乗って日本に帰る。
電車の時間を考えても15時まで、ほぼ1日時間がある。 朝ご飯はお粥があったので、お粥を食べた。 朝食後、近所を散歩する。 8時前は車通りも少なく、天気も良いので遠くの山が見える。 韓国は日本と同じタイムゾーンを使っているため陽が出るのが遅い。 そのためソウルの朝が遅く、会社なんかは9時出社のところが多いみたい。 朝の風景 チェックアウトなので荷物をまとめる。 朝は宗廟に行く予定だが、9時に開くのでゆっくり出発して、のんびり裏通りを歩く。 細り路地が多いためか、寒いのに荷物を積んだ自動二輪車が多く走っている。 裏通り 宝石屋が並ぶ場所も、9時前なのでまだ空いていない。 時間があるので、うろうろして。 宝石屋街 9時に宗廟に到着した。 中に入るにはお金が掛かる、のは良いのだけどガイド付きツアーのみだった。 土曜日だったら自由に周れるみたい。 見たところ朝9時の回は誰も居なく私1人になるだろから、ある程度自由には周れそうな気はするけど。 自分のペースで見て周りたいから、入るのはやめることにした。 宗廟 どこに行こうか考えて、東大門の方に行くことにした。 鍾路に出ると、道の向こう側にテントが見えたので、道路を渡って行ってみる。 テント テントの中に入ると異様な匂いが漂っている。 まだやっていない店がほとんどだったけど、乾物を売る店なんかの集まりだった。 テントの中 そのまま鍾路を東に歩いて行って、広蔵市場まで来た。 結局、3日連続で来たことになるな。 広蔵市場 市場の西側は衣料品の店が並んでいる。 朝9時過ぎだと、まだ閉まっている店や準備している店が多い。 衣料品店 2階にも店があって、布地を売る店が並んでいた。 お客さんはほとんどいない。 布地店 海産物や野菜などを売る食材店はほとんどが開いていた。 朝から貝を煮詰めている臭いが充満している。 あまり長く居ると気持ち悪くなってくるので、足早に通り過ぎる。 食材店 屋台が並ぶ場所も既に営業を始めていて、あちこちで湯気が立ち上っていた。 屋台では遅い朝ご飯を食べているお客さんもいる。 屋台 広蔵市場を抜けて、そのまま東大門の方に向かう。 鍋や厨房用品を売る店が並んでいて、ちょっとしたかっぱ橋のような感じ。 厨房用品店 清渓川沿いに出てみた。 クリスマス用品を売る店や雑貨店が並ぶ。 UK では年中やっているクリスマス用品店を見たことがあるけど、ここのクリスマス用品店は年中やっているのかな。 清渓川沿い 川沿いから鍾路の方に少し戻ると、細い路地に食べ物屋が並んでいたり、屋台が並んでいたり。 カップ麺が積んである屋台があったが、これはお湯を入れてそのまま出す店なのかな。 屋台 お店の前で魚を焼いているので、路地は煙でいっぱい。 道路に出ると、配送用に使っているのか変な荷台が付いた自動二輪車でいっぱい。 荷物を大量に積むためスイングアームを延長して、サスペンションも2本3本と付いている。 配送用自動二輪車 その道路を挟んで建物があったので、入ってみた。 東大門総合市場という場所みたいで、中は布地や衣料品に使う素材を売っている店が並ぶ。 こんなに商品がいっぱい置いてあるけど、ちゃんと売れるのだろうか。 素材店 東大門総合市場を抜けると、そこだけ異様な感じの新しい建物があった。 見上げると、JW MARRIOTT と書いてある。 小さな店が並ぶ建物からの差が大きいな。 一度、清渓川沿いに出て、来た方向に戻る形で歩いて行く。 清渓川沿い 川の反対側に大きな建物が見えたので、川を渡って行ってみることにした。 今日も川沿いの遊歩道は陽が当たらなくて寒そう。 清渓川 向かいの建物は平和市場と呼ばれる場所で、大きそうに見えたが幅はそれほどなかった。 ただ、長さは長くて道路1つ挟んで500mぐらいの長さ。 道路を挟んでいるけど2階部分は繋がっている。 そして、中はずっと衣料品店が続く。 ずっと続いているので、向こう側が全く見えない。 平和市場 外は気温が5度ぐらいで寒いし、そのまま建物に入ると暑いし、上着を脱いで手に持って歩くには通路が狭くて大変だし。 中では汗だくになって歩く。 平和市場 暑いので一度外に出た。 外にも店が並んでいて、ここだけで一体いくつ店舗があるのだろうという数。 平和市場の外 平和市場の隣にあった統一商店街に入ってみた。 ボタン屋がずらっと並んでいた。 日本でこんな店舗形態の場所はあるかなと考えたけど、思いついたのは秋葉原のラジオデパートぐらい。 統一商店街 ネクタイ屋やYシャツ屋が並ぶ場所もあって、不思議な空間だった。 ネクタイは安いもので3000ウォンだった。 売れている感じがしないのだけど、大丈夫なのかなと何度も思ってしまう。 ネクタイ屋 一度外に出て、東大門を見に行くことにした。 さっき見た JW MARRIOTT の向かい側ぐらいに大きな門が見えてきた。 それにしても、朝から地下鉄2駅分歩いたことになるな。 東大門 JW MARRIOTT は去年できたものらしく、古い地図には駐車場と書いてあった。 その MARRIOTT 側からは交通量が多い道路を渡らないと、東大門に行けない。 東大門 道路を渡ったが、上の方に行けるわけでもなく、近すぎてカメラのフレームに入らないし。 裏の方に回って、MARRIOTT をバックに写真を撮ってみた。 東大門の裏 歩道には自動二輪車だけでなく、リアカーや三輪トラックなど駐車していて、場所によっては歩道をかなり塞いでいる。 この駐輪状況は台湾を思い出した。 路上駐輪 清渓川を渡って新平和市場に向かう。 ここも細長い建物で、100m以上ある。 新平和市場 新平和市場の中も衣料品店が並ぶ。 新と名前が付いているけど平和市場よりも通路が狭く、すれ違うのが大変。 衣料品店 地下1階から地上4階まで全部衣料品店。 これだけあって、全部は回ってないけど革製品を売る店を見つけられなかった。 革製品を売る場所は別にあるのかな。 階案内 また川を渡って、靴の商店街に。 靴屋が並んでいて、ちょっとだけ欲しくなる。 そうそう、これまでは見るだけで、まだ何も買っていない。 靴商店街 靴の商店街の裏には、靴用なのだろうか革のロールを売っていたり、靴裏の部品だけ売っている店があったり。 布地 さらに東に向かうと、ペット用品が売られている一角に。 用品だけではなく、鳥や魚も売っていた。 何でも売ってるな。 ペット用品屋街 そして、おもちゃを売っている通りに。 版権的に怪しいおもちゃとか、懐かしいおもちゃとか売っていた。 おもちゃ屋通り その奥には、お菓子を売っている店が並ぶ。 ちょっとアメ横を思い出したけど、アメ横って1つの場所に色々な店が並んでいる。 悪く言うと、混沌としていると言うか。 こんな感じで売っている物毎に場所が違うと言うのは、便利なのかそうじゃないのか、色々考えてしまった。 お菓子屋 東廟前駅がある通りまで出てきた。 まだ時間があるので、この後どうしようか考えて、東大門に来たから南大門にも行ってみようかと。 南大門に行くには、東廟前駅だと乗り換えが必要だから、東大門の駅に戻ることにした。 雑貨屋 その前にお昼を過ぎたので、昼ご飯を食べることにした。 人がそこそこいる店に入って、英語のメニューを見ながら何を食べようか考える。 韓国で麺類を食べてないと思い、noodle とあるものを注文した。 出てきたものは、うどんそのものだった。 失敗だったな。 うどん 川を渡って、東大門駅の方に向かう。 さっき通ったときに、ちょっと気になる場所があったので行ってみた。 古い地図には野球場と運動場になっている場所だけど、今は東大門歴史文化公園になっている場所。 歴史文化公園 下の方に何か白い植物のようなものが並んでいたので、行ってみる。 白い植物 近くで見たら、中に LED が入っている造花だった。 夜になったら点灯するのかな。 造花 その造花の配線処理が酷い。 そのままぐるぐるとしていたり、繋いでいる部分をビニールテープで巻いていたり。 配線 奥には橋のような遺構が残っていた。 統一感がないな。 遺構 先進的な感じの建物は、新国立競技場で有名になったザハ・ハディッドの設計なんだと。 表面はパンチングメッシュの場所もあるし、掃除するのが大変そう。 建築物 科学館にでもなっているのか小学生の団体でいっぱい。 建築物 東大門駅から地下鉄4号線に乗って、会賢駅に。 駅を出たら、そこはもう南大門市場。 人も多い。 南大門市場 歩いていると、日本人と分かるのか「ニセモノロレックスあるよ」とか声を掛けられる。 そんなときは日本語がわからない振りをする。 台湾でもそうだったけど、何で見てすぐに日本人とわかるのだろう。 南大門市場では、東大門市場にはなかったカメラ屋街があった。 カメラ屋 せっかく南大門市場に来たのだから、南大門を見に行く。 ここも車通りが多い。 門なのだから、要所には変わりないのか。 南大門 市場のビルに入ると、カメラ屋が並んでいたり、電気製品が並んでいたり。 東大門市場よりも個人向けの店が多い感じかな。 カメラ屋 別のビルに入ると、キッチン用品がずらっと並ぶ店が。 キッチン用品屋 その地下には、乾物やナッツ、お菓子などを売る食料品店が並んでいた。 もう何でもある感じだな。 食料品屋 別な場所ではアクセサリーを売るフロアがあったり。 アクセサリー屋 朝から歩き疲れたので、喫茶店に入ってコーヒーを飲んで休憩した。 特に買うものもないので、このままソウル駅まで歩いて、空港に行くことに。 自動改札機 ソウルの地下鉄では必ずホーム側にも扉があった。 そのせいなのか、柱がかなりはみ出している場所もある。 ホーム ソウル駅のホームにはガスマスクが用意されてあった。 休戦中とは言え戦争中の国だからなのか、テロ対策なのか。 でも、この数じゃ足りない気もする。 ガスマスク だいぶ早く空港に到着した。 空港もクリスマス一色。 この後、ステージで何か行われるようで、椅子にかなりの人が座って待っている。 仁川空港 600ウォンちょっと余っているので、空港の地下一階にあった FOOD ON AIR という店でビビンバを食べることに。 6000ウォンだったけど、出てきたのは刑務所のご飯みたいな感じでアルミの容器に入ってきた。 いや、刑務所に入ったことはないけど。 味もおいしくなかった。 ビビンバ 店の前の見本はこんな感じ。 大型器盛ビビンバって書いてあるけど、そんな大型じゃなかったし。 何だかね。 ビビンバの見本 預け荷物はないので、自動チェックインの機械で並ばずにチェックインして、やることがなくなった。 手荷物チェックを通っても2時間も時間がある。 電車の乗り継ぎとか、電車のタイミングとか良かったのもあったけど、こんなことなら市庁駅近くの徳寿宮に行けば良かったな。 中に入って本を読むことにした。 仁川空港 免税店でお土産を少し買う。 手元のウォンは無くなったので、クレジットカードで支払い。 免税店 実は、2001年にソウルの空港に降りたことがある。 ロンドンヒースローからの乗り継ぎで金浦空港だったのだけど、そのときはやたらとキムチの壺を売っていた。 時代のせいなのか、新しい空港のせいなのか、そんな姿は見かけずおしゃれな店が並んでいる。 日が暮れてゆく OZ108 は18:50出航なのだけど、遅れているようで19:00になっている。 これ以上遅れなければ良いが。 飛行機の案内板 この旅2冊目の小説を読み終えた頃、18:40 に Boarding となった。 帰りの飛行機にもモニタが付いているが、やっぱり中途半端な時間なので映画は見なかった。 モニタ そして、無事に成田に到着。 最近は入国審査の係員に「○ページにスタンプを押して」とパスポートのページ指定をするようになった。 荷物受け取り場 JR の駅に向かうと、最後の成田エクスプレスが出た2分後だった。 飛行機が遅れなかったら乗れたのに。 次の電車は30分後の22時16分東京行き。 この電車に乗って果たして帰れるのか、心配だったが乗るだけ乗ることにした。 錦糸町駅に到着したとき出発電車の電光掲示板を見たら、次に逗子行きが来るとあったので、急いで降りて次の電車に乗った。 乗った電車は横須賀線の終電で、なんとか横浜の最寄り駅まで帰ることができた。 最寄り駅からはバスがもうない時間なので、40分ぐらい歩いて家に。 今日は歩いているか乗り物に乗っているかの一日だった。 今日使ったお金。
3日間のお金 両替2回 5000円→45500ウォン 5000円→48250ウォン 合計 93750ウォン 使ったお金 93600ウォン 旅行代金と電車代を入れても37000円ぐらいで収まった。 |
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by Tatsuyoshi