9月24日
ひろう。
天気はまぁまぁ。出発のときに、ホステラー&ヘルパー多数に見送られ、
少々恥ずかしかった。清里の市街地で給油して、銀行へ行こうと思ったが、
まだ開いていない。駅まで行って、PHS の電波を拾おうとしたが、圏外。
やれやれ、と摩周湖に向かう。
裏摩周展望台、人が1人しか居なく、静かで良い雰囲気。その摩周湖は、 晴れ渡っており、ちょっと複雑な気分。これで晴れ渡った摩周湖を見るのは 何度目だろうと考えてしまった。多分、4度目でしょう。婚期(?)が…。 あれ、男は出世だっけ? 裏摩周と言えば、近くにあるのが神の子池。というわけで、ダートを少し走って、 神の子池に行く。太陽も出ているし、綺麗な色だ。心までも綺麗になるような、 そんな色だ。水も冷たい。ぐるっと回って、ちょっと休憩してたのだけど、 観光バスが着いたので、逃げるように退散。ダートなのによく観光バスなんか 来るよなぁ。 北海道に来たんだ、知床に行かない理由はない、ということで知床を目指して 走る。途中、斜里でお金をおろして、PHSの電波を受信。が、アンテナの反応がない。 docomo も DDI も駄目。docomo ショップがあったので、エリアマップが 欲しいとお願いしたのだけど…。電波が入らない場所なので、 PHS なんか 置いてあるわけもなく、エリアマップも店の奥からゴソゴソやって出してきて くれた。エリアマップを見ると、道東は網走、釧路、根室のみ。昨日行った 空港がある中標津でさえ駄目である。要は、[市]じゃないと駄目なようである。 あきらめて、一路知床に。天気は晴れ。でも、遠くにやばそうな雲が見える。 オシンコシンの滝で札幌[わ]ナンバーのライダーと少し喋る。レンタルって手も あるんだ、なんて思って。とりあえず、ウトロに向かう。 せっかく知床に来たし、今までいったことがない場所にも行ってみようと、 オロンコ岩に登ることに。この岩は知床八景の1つで、ウトロの港にある 高い岩である。近くで見ると、かなり急な坂道である。気合を入れて登る。 204段の階段を登って、オロンコ岩のてっぺんに。風が少しあって、 景色も良いし、気持ちが良い。どこの温泉に行こうか少し考えて、 岩尾別の温泉に行きたいな、と。とりあえず、この岩から下りることに。 前にも一度見たことあったのだけど、ウトロには鹿の角専門店があって、 せっかくだから、行ってみることにする。そこのオヤジと色々と会話。 鹿の角は、長さで値段がきまるとか、鹿は毎年角が生え変わるとか、 春先に山の中に集めに行くとか、そんな話を。鹿の角が前から欲しかったので、 鹿の角を削ったペンダントを買う。本当を言うと、原付のバックミラー、 あれを立派な鹿の角にしたい、なんて思っている。 岩尾別温泉に入る。ここは、混浴露天温泉で、もちろん無料である。 人が居なかったので、私1人で独占状態で入る。いやぁ、気持ちが良い。 ゆっくり入って、そろそろ出ようかなと思ったら、若い女性が2人来た。 …。水着かよぉ。いや、良いのだけど。そんなわけで、私の服を着ている 姿を見られながら。 知床五湖をまわろうと思ったけど、天気が良くなかったので、通過。 で、知床峠に。羅臼岳、上は雲がかかっている。ここに来ると、いつも 「今度来るときは、あの羅臼岳に登るぞ」なんて思っているのだけど、 未だに達成していない。それにしても、知床横断道路を走る車、「わ」 ナンバーが多い。途中まで数えてたのだけど、すれ違う半分の車は 「わ」ナンバー、残り半分の半分は観光バス。あまりにも「わ」ナンバー ばかりなので、数えるのも面倒になった。 羅臼に到着。いつのまにか、あたらしい道路ができてるし、道の駅も できてるし。とどの肉を食べさしてくれる高砂食堂もまた移動して 道の駅にあるし。初めて私が高砂食堂に行ったときは、街中にあった 小さな店だったのだけど、それが運動公園の方に移動して大きくなったと 思ったら、今度は道の駅。やれやれ。昔の店の、暗い雰囲気が少し 好きだったのに。と文句を言ってるわりに、やっぱり、ここでとど肉の 定食を食べる。 羅臼あたりで、1日ぐらいぶらぶらするか、後で急いで戻らないように 帰路へと南下するか、少し考えて戻り始めることにした。天気も良くなく、 途中カッパを着て、25km 先の国後島を見ながら、南に。 しかしまぁ、汚れたものである。 天気が良くないし、道東は走りなれているということで、今日は厚岸まで 走ることにする。奥行〜上風連の近道を通って、某宗教施設がこの近くに あったな、なんて走る。今日の温泉をどうしようか考えていると、 霧多布の温泉の看板があったので、行ってみることに。しかし、数年前には 無かった気がする。 霧多布の温泉、平成11年にできたようで、大きくて綺麗で、琵琶瀬湾が 一望できる。暗くなってきたのもあって、函館の夜景のような感じ。 もちろん、光の数は100万分の1ぐらいだけど。体もあったまった。 霧多布といえば、小松牛乳、なのだけど、売店では売り切れ(?)の ようであったので、あきらめる。残念。 すっかり暗くなってしまって、厚岸へと急ぐ。厚岸に入ったぐらいで 酷い雨が降ってくる。地図の場所にはYHがないし。酒屋で場所を聞いて急ぐ。 カッパを着ていなかったので、びしょ濡れである。やっと着いた、と思ったら 遠藤旅館と書いてある。間違えたかな、と思ったが、よく見ると YH とも 書いてある。どうやら併設のようである。 |
今日の走行距離:368.7km(16129.4〜16498.1) 今日の給油回数:3回 |
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